幻燈機。

気づいたらこんなに間があいて…。

本読みに夢中になると、今度は書けなくなるのをどうにかしたい。

 

夏が戻ってきたのかと思うほど暑い(小春日和とか呼びたくないレベルの暑さだった)晴天となった土曜、東京写真美術館に『マジック・ランタン 光と影の映像史』展を観に行ってきた。

飛浩隆氏の作品でラテルナ・マギカなる語を知ったのはずいぶん前のことだ。昨年、英国ヴィクトリア朝について調べていたおりに当時盛んに幻燈上演集会が開かれていたことを知って、本物が見たくなったのだった。

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日本にも二度紹介されていて、明治以降は「写し絵」として庶民の人気を集めていたという。

実演の様子が、会場の一角に置かれたモニタで上映されていた。絵の動きかたになんとも言えない味わいがあって、引き込まれた。今も誰かやってるのかなと思ったら、11月に公演があるらしい。機材維持も大変だろうな…

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