callから始まるミステリ。

またサボりすぎた…。書くことはたくさんあるのに、PC開くとネタ書き作業で終わってしまって、ここにたどり着けない。今もこれを出勤するバスの中で書いている。関東地方の冬特有の明るい青空からの光がまぶしい。

 

仕事は先週から開始。ジャンルはいつものところだが、ここの領域は初めてなので頻出の用語を覚えるところから。処理する資料は、ミステリに例えるなら前半部の謎かけ部分に当たるところで、後半の謎解きがたいへん気になる。1ページごとに宮部氏の著作的な市民の日常が立ち上がってくる気配さえある。しかしどうやってもその後を知るすべはないので、資料にご登場のどなたさまもどうかご無事で、そして関係者の皆様の尽力が無駄になりませんように、と祈るしかないのだった。

 

話題の『カササギ殺人事件』は、『刑事フォイル』の脚本家さんなら間違いあるまいと信じて読んで、大満足。脚本でこれなんだから、小説書いたらすごいだろうなあと思っていたが、とっくに作家さんだったのは今回初めて知った。話中でTV業界人の言う台詞が、いかにもでおかしかった。書くことに自覚的なひとなら、刺さるところがたくさんあると思う。ふだんからの趣味の関係でキャラクターの名が鳥から取られているのには早々に気づいたが、そういう…げふんげふん。まあ読んでくださいよと家族に渡したが、どんな感想が返ってくるのやら。

 

モース警部シリーズの合間に、実話怪談を一冊読んで暖機。そろそろ楽しみにとっておいた裏世界の三巻を読もう。

 

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英名サンダーリングことミユビシギ Calidris alba。家族の撮影による。