用事を片づけにでかけた。散歩というほどのんびりできなかったが、すこし歩き回った。天気がいまいち。あと、100ミリで風景を撮るのはもうやめようと思った。

朝起きたらもう殻から出てきていた。やはり雌だった。 撮っているあいだも小刻みに翅を震わせていて、やがて元気にはばたくようになった。指ですくって、外に出してやった。雨が降っていても、自由に飛べる外のほうがいいだろう。

雄の後翅。蝶の仲間で構成される鱗翅目 Lepidoptera の名の由来、翅を覆う鱗粉の構造が見てとれる。100ミリでここまで撮れると思わなかった。 夕方からは帝都の友人のところに出かけた。 しばらくマンションを留守にするそうで、動くイキモノは連れて行くけ…

蛹の色はますますはっきりしてきた。しかし、胸元に折りたたまれている脚が殻を透かしてくっきりと白く浮き上がってこないと、羽化が近づいたとはいえない。たたまれた翅に黒っぽい模様があるようなので、こちらは雌かも。 出かけるので仕度をしないと。

子供を送り出してからツマグロのさなぎのケースをのぞいたら、一頭が羽化していた。前翅の先に暗色の部分がない雄だった。悩み憂いなく花から花へと恋を漁る南国系プレイボーイの誕生だ。触角の長さも翅の艶も申し分のない男前。棘を生やした黒ちびの面影は…

気のせいでなく、虫が少ない。天候不順のせいだろうか。ずいぶん昔のことになるが、小学校に行っていた頃は、街路を照らす水銀灯にはどれも甲虫や蛾がたかっていた。カブトムシも飛んできていたと思う。いまは何もいない。夜の虫だけでなく、昼に飛ぶ蝶の姿…

英語を勉強したり、ネタ倉庫をいじりまわしていたら、一日が地味に終わってしまった。 好き勝手なフィクションを書くときは、ここで雑記を書くのとは違う脳の部位を使っているようだ。なんだろう。意識と無意識の関係に似ているというか。書いているその瞬間…

園芸屋でとうとうブッドレアをゲット。どこに植えようかな。大きくなるらしいから鉢植えのほうがいいか。花がたくさん咲いて、蝶が来てくれますように。 郵便局で切手を買うときに、女性の職員さんから「これ人気があるんですよ～」と『赤毛のアン』の切手シ…

隣家の夫人と親に頼まれて、そろって俳画教室に通っている彼女たちが描いた水彩画(上の茄子やナデシコなど)を夏の挨拶用葉書に刷った。 PCとプリンタにはさまれてすわる自分の作業を見守る彼女たちは、描いたまま見たままで印刷されると思っているので、出来…

網戸にとまっていた蛾。こちらがあくせくと撮影準備している横でのんびりしていた。 ツマグロヒョウモンの蛹が三つ。 (もう一つは反対側についているのでフレームアウト） 去年はあんまり鮮明な写真が撮れなかったので、薄陽がさしているうちにベランダに出…

http://blog.livedoor.jp/hirobillyssk/archives/1075504.html 原作を読んだ当時、自分が想像した日本人キャストはピンコ・イズミとミチタカ・ツツイだった(そして日記にそう書いて友人に笑われた)のだが、当たらずとも遠からずだったのかも…orz 朗読者 (新…

今日は終日出かけていたので、数日前に撮った写真を以下に。 睡蓮鉢に植えたカヤツリグサの仲間、シラサギスゲ。 花火のような蕾。 カメムシの幼虫だろうか。数ミリくらいしかない。 上と同じ種なのだろうが、こちらは立ち上がって腹部を左右にゆすっていた…

夏至をはさんだこの時期、一年でいちばん昼が長いといわれてもぴんとこないのは季節柄、雨が多いからだろう。今にも降り出しそうな空に太陽は見えない。涼しいようでいて動き回ると蒸し暑く、湿った髪はワイルドにひろがって収拾がつかない。水の微粒がいた…

TORNADE BASEで飛氏の新作を読んできた。カテゴリは[本]にしたが、ウェブ発表なので紙媒体とは違う。 下記はその参考資料。これらをベースにきちんとSFが立ち上がるのだからすごい。 吉田秀和作曲家論集〈4〉シューマン 作者: 吉田秀和 出版社/メーカー: 音…

オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog (角川スニーカー文庫) 作者: 冲方丁,白亜右月 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/05/01 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 97回 この商品を含むブログ (102件) を見る 読み出したらとまらなく…

友人に誘われて、日本語英語を問わずスピーチ能力の上達とブラッシュアップを目的とする人々が集まるToastmastersの会合に行ってきた。 いろいろなレベルの人がいるのだが、議事進行も含めて発言はすべて英語。comprehension, performance, evaluationと、三…

図書館の入口にこんなのが張ってあった。やっぱり某作品の影響？

先日お手伝いしたid:simpleA氏の翻訳プロジェクト「Alternative File Formats」が完成。id:keitabando氏が立ち上げた、未発表学術論文の投稿・共有サイト「MyOpenArchive.org」への投稿も完了した。 金城さん、翻訳を担当なさったみなさん、おつかれさまでし…

カフェオレ･ライター～誰も書かなかった映画レビュー～ 「知られざる「駅ダンジョン」の世界」 http://coffeewriter.com/080617.html 渋谷と新宿…そんなに大変かな。慣れてしまっているからだろうか。 横浜は、地元民ながらサイアクの部類に入ると思う。この…

いじったらデザインが昔のに戻ってしまった。あとでまた何か新しいのに変更しよう。 庭仕事をしているときにシモフリコメツキを見つけたが、諸般の事情でカメラを向けられなかった。叩き落されないように、作業対象ではないところの木の葉にそっと移してやっ…

夕方。ちびたち用にせっかく残しておいたビオラを「片づけてきた」と家族がいうので飛び上がった。たしかに観賞用の鉢としてはみすぼらしくはなっていたから、片づけたくなるのもわかるが…。急いで外に出て、引き抜かれて積み重ねられた残骸の間に小さい黒ち…

朝から夕方にかけて用事二件をこなしたらへろへろ。 イレギュラーに出たり入ったりがいちばんくたびれる。家にいると基本的に、自分が意図したとおりにことが動くことはほとんどない。親や子供、そのほかから投げ込まれる用事をちぎっては投げちぎっては投げ…

積読が大変なことになってきた。 まず『深海のYrr』と借りてきた『QED』シリーズ四冊を読もうよ＞自分

学校関係の用事で出かけて、周囲の人たちといろいろ話した。ひとりの話から、以前ここの日記で書いたブログのなかのひとが判明。当該人物のリアルについても驚くほど事細かに知ることができた。ううーん。帰宅後に子供にも確認してみると、当該家のお子さん…

友人を占った。うまくいく秘策はないもんだろうか。 朝、先々週くらいに引っこ抜いて庭の隅に積んであったパンジーとクリサンセマムの残骸を片付けた。雨が多い時期で、土ごと引き抜いた根っこが湿っていたと見えて、パンジーの一部は、しなびてはいたものの…

鏡に映ったところ。 灯の下でひとやすみしているところ。このあと、猫に見つかる前につかまえて外に出した。

METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS 作者: 伊藤計劃 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/06/13 メディア: 単行本 購入: 34人 クリック: 919回 この商品を含むブログ (84件) を見る このゲームのシリーズはひとつもやったことがな…

最強ワーキングマザー対談（５） 「ひどい会社から逃げよう」西原理恵子×勝間和代 http://mainichi.jp/life/kaasanchi/news/2008/06/54.html id:tsuyok氏のところで見かけた抜粋、「とにかく、根本から教育しなおさなきゃいけないとなったら、男を替えちゃっ…

MRI検査異状なし。寝転がった台が装置内部にスライドしていくときに見上げた機器のロゴが、以前の仕事で担当していたメーカーのものだったので苦笑い。 画像診断装置のマニュアル翻訳は、医学とITにまたがる分野なのですこしややこしい。今回の翻訳プロジェ…