ヤブカラシの社交場にて。
気のせいでなく、虫が少ない。天候不順のせいだろうか。ずいぶん昔のことになるが、小学校に行っていた頃は、街路を照らす水銀灯にはどれも甲虫や蛾がたかっていた。カブトムシも飛んできていたと思う。いまは何もいない。夜の虫だけでなく、昼に飛ぶ蝶の姿も少ない。
不気味なほど、虫が減っている。当時と比べると田圃がみんなつぶされてはいるものの、周囲の土地は比較的緑を残している。緑の砂漠と化しているのだろうか。自分ひとりの気のせい、観察力不足だといいのだが。
陽が射した合間に外に出た。
庭に置いた小さな睡蓮鉢に繁茂していた緑の藻を取り除いた。白いのはシラサギスゲ。熱帯睡蓮は今年は花を咲かせるのだろうか。
100ミリマクロの花写真の定番っぽくミニヒマワリのアップ。うまくなーい。
ブッドレアの花穂はまだ二センチほどしかない。
吸蜜に夢中でどんどん顔が花に近づいていく(笑)
ここで庭から離れて、徒歩数十秒のところにあるヤブカラシのところに行った。蜜の多い花に集う飛行隊の、ぶーんという羽音が遠くからも聞こえる。
あっ。なんか大きいのがいる。
日本でいちばん大きい蜂、オオスズメバチだった。わーっ(逃
キアシナガバチとミツバチ。ハラナガツチバチの雌やスズバチも来ていたようだが撮りそこねた。
アメリカジガバチだろうか。この種の蜂はとても忙しく飛び歩くので大変。
ある意味、スズメバチよりも危険なチャドクガ。葉をめくったときに触らなくてよかった…。
ブーゲンビリアのアップ。
画像倉庫はこちら。もうすこし大きい画像が見られると思う。