2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世界は密室でできている、戦う司書と黒蟻の迷宮、十八の夏

ゆうべはジャズピアノを聴いてきた。音楽を語る言葉を持たないので、レビューはかけない。でもすばらしかった。 子供が友達の家に泊まりに出かけた。すっきり。 朝九時過ぎに小田急江■電に乗る彼を見送って、帰りがけに本屋に入ったのが運の尽き。雑誌「料理…

さよならプルートー。

とうとう冥王星が惑星ではなくなってしまった。 まえから月よりも小さいあの岩のカタマリを惑星扱いするのはいかがなものか、という議論があると聞いていた。べつに天空から追放されるわけではないから、大したかわりはないんだけど。占星術では太陽や月も惑…

黒胡麻プリンです。

昼間から近所に呼ばれて、ビール→ワイン→紹興酒コースをたどったので、ちょっとアレだが、キーボードを打つことならできる。中身は保障できないが。<だめじゃん 先日つくった黒胡麻プリンのレシピを載せておく。ゼラチンは、なんとなく扱いにくいイメージが…

しゃばけ

『ブレイブ・ストーリー』中巻といっしょに買ってきたのだが、とっつきやすそうだったので、先に手を出した。 人気のある妖怪人情時代物シリーズの第一作。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。このまえの佐藤女史も、ファンタジーノベル大賞@『バルタ…

ブレイブ・ストーリー(上巻)

高校野球決勝戦はとんでもない延長戦だった。投球の、打球の、数ミリの差が天国と地獄を分ける熱闘。その舞台に決然と立つ少年たちのあの精神力の強さはどこからくるのだろう。 かれらの長い夏が終わるのは明日。見届けたいと思う。 息子に買ってやった本を…

深海の悪魔。

ちょっと遠かったけれど、息子@深海魚マニアに拝み倒されてこんなところまで行ってきた。 移動時間が長いと、本がゆっくり読める。 お借りしたのはこのバージョンではない。或る理由(怒)で絶版になってしまった新潮文庫版である。たいへんおもしろうござい…

なんで同じ日に。

面接が終わった後で、ついほっとして、わるもの@アランジ・アロンゾのペンケースを買ってしまった。ビミョー。…まあいいや。使おう。 そういえば『最後の晩餐の作り方』も読了。書き忘れていた。読み終えて、医者の旦那さんをもつ友人から聞いた変死の話を…

魔人といえば加藤。

ぎりぎりで飛行機爆破テロが阻止された。日本の空港も最高に混む時期だ。心配。 同時多発テロのときにジャックされ、墜落した便をモデルにつくられた映画『ユナイテッド93』では、当時管制センターなどでがんばった人々が自分自身の役(管制センター職員)を演…

敗者復活とか。

海賊映画を観てきた。三部作の二番目にしては面白かったと思う。長い話の一章、二章のように緊密に繋がっているので、前を見逃したら次はぜんぜんわかるまい。クラーケンが本当にクラーケンだったので(意味不明)感銘を受けた。海魔の船長一家がほとんど漫画…

カフェとピポサル。

映画館にいったら予想していた通りの混みっぷりで、観ようと思った海賊映画チケットは売り切れだった。しかたなく明日のチケットを買い、昼飯を食べて撤収。 怖い話関係のネタの続きを書こうとしていたのだが、見事に消えた。書きなおす元気はない。あのエン…

生まれ変わりって、どうなのよ?

すこし動くと汗が吹き出る。やっと夏。この季節にふさわしいこわい話をさがしてみた。 「不思議な話」リンク集 むかし、夏休みにはテレビの「あなたの知らない世界」を怖がりつつも観たものだ。うちの親は心霊系にほとんど興味がない(そのわりには典型的な幽…

復讐の寓話。

また監禁発覚。常習犯っぽい。 ご主人様病のひとたちは、女性は「消費」してもよいモノだと思っているようだ。 人のおなかにアイロン当てられるひとが隣人だったらすごく困る。足もとに腹出して転がって寝ている猫を見ながら考えたが、動物にだってそんなこ…

読了したものなど。

面接Aの前後で『そして、粛清の扉を』、面接Bのあとで『重力ピエロ』を読了。前者は立ち読み、後者は買って帰った。読書スピードから緊張を自覚。 教師による生徒皆殺しという題材の過激さで話題になった『そして、粛清の…』は、最近の未成年犯罪に対してス…

ねむ。

前の職場からは無事に逃走。直属の上司の顔を見ずに済むようになるだけで嬉しい。働いているとときおり、ひとの話をぜんぜん聞かないタイプを見かけるけれど、それが上司ってのは最低だった。むこうはこっちをそう思ってるんだろうけれど(笑) 場当たり的やっ…