魔人といえば加藤。

ぎりぎりで飛行機爆破テロが阻止された。日本の空港も最高に混む時期だ。心配。

同時多発テロのときにジャックされ、墜落した便をモデルにつくられた映画『ユナイテッド93』では、当時管制センターなどでがんばった人々が自分自身の役(管制センター職員)を演じていると聞いた・゚・(ノД`)・゚・

ピポサル軍団と戦っている息子を放置して、洗い物も放置して、テレビの『妖怪大戦争』を見物した。

目当ては魔人・加藤を演じるトヨエツ。オールバックと黒手袋に萌え。

帝都物語』を読み、映画を観たものとしては、加藤保憲役にはどうしても嶋田久作氏を想像したくなるのだが、黒衣のトヨエツもなかなかはまっていた。「加藤ォ!」という怒号をひさしぶりに聞いて『帝都物語』が無性になつかしくなった…。読みたいけどうちに本はないんだった。

吉本軍団など多彩なメンツが出ているのに、妖怪メイクがきつすぎて誰が誰やらわからなくて残念。主演の神木少年は叫んだり怯えたりしている場面が多くて大変そうだった。公開当時、ストーリーよりも川姫のナマ脚(というかふともも)が気になってしかたがなかったというレビューをたくさん見かけたが、意味がよくわかった。いや、眼福。

小学校の先生役でちらっと宮部みゆき女史が出ていた。大極宮つながりらしい。原作者のアラマタ氏と京極氏も出ていたはずなのに、上記の理由でわかりませんでした。

大沢先生ったら、読書好きのホームレス役なんて…。六本木で美人のおねえさんたちにモテモテだろうにひどくないかい。てか、そこが狙い? 『新宿鮫』シリーズを彼自身に朗読してほしいけど(渋い美声である)、伝説のフレーズ「ロケットおっぱ■」を聞いたとたんに爆笑するからダメか。彼と、宮部女史と京極先生の朗読@大極宮がまた聴きたい。

面接で仕事内容の詳細を聞いて、こりゃ足手まといになっちまうだろうと思って辞退した会社からお呼び出しがきて、来週また面接に行く事になった。なんだ。どうしたんだろう。トライアルも出さずじまいだったのに(トライアルをやって、そのジャンルの翻訳はとんとやったことがないから業務についていかれんと思って逃げたのだ)、何をさせたいんだろうか。不思議だが、行ってみよう。

辞退したのに、またのこのこ行くなんてかっこ悪いことおびただしい。でも、そんなこともいってられないし。