2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

長谷寺と八幡宮。

奇想の王国 だまし絵展

息子に頼まれて連れて行った。ルドルフ2世を描いたアルチンボルドのこの絵は初来日。息子はエッシャーの作品群(とくに『白紙委任状』)とパトリック・ヒューズ『水の都』に目を奪われていた。

Galettoria

下記の会場に近い渋谷のガレット屋。内装はフランスの田舎家風に飾り付けられて、雰囲気が良い。頼んだのは、アボカド・トマト・いんげんにスモークサーモン、香りの高いピンクペッパーと香菜、ナンプラーで味付けされたオリエンタルなガレット。夏らしい、…

紅い首輪。

数日前のことだ。 いつものように朝の庭に偵察に出た猫が、首輪をなくして帰ってきた。 ちりちりと小刻みに鳴っては彼女の悪行を密告する鈴つきの赤い首輪がないと、ふてぶてしい野良猫にしか見えないので、これは困ったということになった。 家族がさっそく…

Taiyaki as a chopstick rest

お祓い日和

各方面からの協力を得て影を祓うことには成功したが殺がれた気力は戻らない。いろいろなことがあった。ネットを楽しむのに必要な感覚が元通りになるまでは時間がかかるだろう。急がないし、無理をする気もない。夏休みで家の中もあわただしい。しばらくは手…

猩々緋の蜻蛉。

喉を絞るようなウシガエルの声を聴きながら公園を徘徊。 ケータイでがんばってみた。顔まで唐辛子の粉をまぶしたようなショウジョウトンボの雄。静止しててくれてありがとう。それにひきかえ、ほとんど止まらないコシアキトンボたちのそっけなさといったら。

みんなが空を見上げる日。

あと九時間足らずで皆既日食だが、晴れるのだろうか。

庭で育つ。

草むしりをしていて、繁った羊歯を引き抜こうとした陰から、ふいに白い蝶が飛び立った。驚いて手を止めて見送ってから、あっと思って羊歯の草むらをかきわけて、これを見つけた。 この殻から羽化して、翅が乾くのを待っていたのだろう。握りつぶしてしまわな…

太めの悪魔。

胸元に抱いている緑の卵型のネズミは相方から彼女へのプレゼント。動画にするともっと笑えるのだが、機材がない。 カメラを見つめている。夜は眸が円いせいもあって、人相がそんなに悪くない。

一万語とか一万時間とか。

英語とロシア語のあいだをふらふらしながら雑事を片づけている。朝から出かけた語学学校では、ウェールズから出てきたばかりの先生に日本語「煩悩」の話をしたり。あいかわらずスムーズに言葉が出なくて困る orz 息子にも、ひまを見つけてはDK社のEncycloped…

タロットカード殺人事件 Scoop

DVD

マジック絡みでスカーレット・ヨハンソン&ヒュー・ジャックマンってどこかで見た取り合わせだと思ったら『プレステージ』だった。勉強のために英語音声/字幕で視聴。馴れるまで、ウディ・アレンのマシンガントークに悩まされた。出てきたタロットはマルセイ…

「忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」に似て。

Простить значит забыть. 「許すとは忘れるということだ」 殺人の時効が廃止になるらしいと聞いて、この文を思い出した。

破局五分前。

雌はこのあと逃げ去ってしまった。カメラが手元になくて残念。

ひるやすみ。

流れる汗が目にしみる庭仕事を終えて、涼しい部屋で昼を食べている。足下の床には太った猫がセメント袋のように横たわり、後脚の裏の黒い肉球をこちらの足の甲に押し付けている。何か夢を見ているのか、猫の脚先はぴくぴくと動く。冷房の効いた部屋のなかで…

エイリアン・テイスト

積読消化の一環。読み出せばさらさらと読了してしまうのだが、スタートのタイミングがむずかしい。

掘る、滴る。

専業主婦の暮らしは無限に、自由な空気の中を泳ぎ回っているように見えるのかもしれないが、実際は果てしない雑事が積み重なる地層を堀り抜く力仕事である。固い岩盤にぶち当たって連日突貫工事になると、作業の合間の休みはますます細切れになり、集中を必…

China Blue

親戚の快気祝いで、天井までの巨大窓からお台場方面がよく見えるレストランへ。残念ながら噂の実物大ガンダムは見えなかった。

AERA English 2009年08月号

フィクションとニュースの摂取量は十分との診断を受けたので、インタビューや報道以外の時事ネタを求めて買ってきた。表紙の美女@ボンドガールに惹かれたわけではない。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

アニメーション映画を観るためにわざわざ劇場に足を運ぶのはジブリ作品だけ。あとは子供たちを連れて行くポケモンシリーズかピクサー作品くらい。観にいく気はまったくなかったのだが、先日の前作地上波放映にまんまと足元をすくわれてしまった。 ネットでは…

隠の王11

ひと一人、忽然と消えてしまうのは大変なことなんだろう。

トランスフォーマー リベンジ Transformers: Revenge of the Fallen

公開したらとっとと独りで行こうと思っていたら息子から待ったがかかったため、彼のテスト明けまで待つことになった。 すでに観たかたのご忠告に従って、館内では最後尾の席を取ったが、正解だった。ありがとうございました。車スキーの息子によると、最初の…

夏はこのポーズで乗り切りたいと思っているようだ。

晴れ=掃除日。

この晴れ間を逃すまいと、各人のベッドを解体して、シーツやカバーの類はことごとく洗濯、掃除機と雑巾に出動願った。遅い昼ご飯のあとで、ベッドの奥に本をしまうついでに、そこに並べてある五十嵐大介氏の漫画をぱらぱらとめくったり。彼の作品で最初に読…

買うのはいつもバーゲンで。

英語の帰りに寄った喫茶店のそばで、バーゲンセールにとっつかまった。友達に付き合ってもらって、インナーとnaturalizerのサンダルをゲット。 なんだか疲れがぬけない。

法事に出席。

親戚の若い女性たちと初対面のご挨拶を済ませて、帰宅。 やることも考えることもてんこもり。 『The Strain』は80ページ近く。JFK空港の滑走路に降りて、そのまま動かなくなってしまったジャンボ。灯が消え、窓は閉めきられ、管制塔からの呼びかけに対するク…

BILLY BAT 1

つかみはOK。続刊に期待w

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版

水曜夕方のTVシリーズ放映のときは息子のおしめを換えたり夕飯の支度をしながらちらちらと観ていた。話がアタマに入らず、作品に対する思い入れはまったく形成されなかった。あのころは死ぬほどシンジが嫌いで、それがたぶん影響していたのだろう。 昨晩の地…

デル・トロの『The Strain』が届いた。

さっそくいちばん最初のプロローグっぽいところを読んでみた。英語とはとても思えない特許文書の悪文で苦労したのにくらべると、人間の言葉で書いてあるので、するする読めて嬉しい。 ハードカバー版はサイズが巨大なので気軽に持ち歩けない。でも、Harry Po…

Some like it bloody hot.

twi(略)方面で話題になっていた激辛スナック『激辛マニア』。 好奇心に負けて買ってみた。 鼻に近付けるだけで粘膜を刺激するとうがらしの粉がたっぷりまぶされたカールといった趣である。粉を散らして吸い込まないように慎重に食べて、数分後には胃が熱くな…