八重山の旅(2)

平坦な珊瑚で出来た島と、山がある島では、見られるものが違う。 沖縄県ではいちばん大きな河を遡上する。周囲はマングローブ林。東南アジアを旅するとよく見かける風景だが、本邦ではなかなかお目にかかれない。 森にはシダが生い茂っている。ヘゴの仲間も…

八重山めぐり(1)

那覇から石垣島に飛んだらそこから先は船に乗る。 このあたりのイメージとして、友人が制作に参加していたNHK朝の連続ドラマの存在がいまだに強いようで驚いた。自分は連ドラと縁の薄い生活を送っているので、あのドラマについても友人が語ってくれた話を…

Sky blue, marine blue.

長谷寺と八幡宮。

Koubenomiya Shrine and Nyu Daishi Temple

Silver Pavilion and Hachi Jinja Shrine

暑い国の清浄な食物。

ホテルの朝。 朝の中華粥。 カレーもいける。 センターポイント地下「NASI AYAM CP」のテイクアウトの海南チキンライス。 中華も印度も現地のひとの食べ物もどれもおいしかった。また国教の関係で、たいていの店ではしかるべき宗教的作法を経て作られた清浄…

Sunset at Garama River, Borneo

カニクイザル Macaca fascicularis

川縁に群れていて、ボートに飛び乗ってきた個体。ひとに慣れすぎ。

Fish market in Kota Kinabalu

フカヒレやナマコなど、あらゆる海産干物を売っていて、近づくととてつもない匂いがする。 下はおまけ。 この映画ポスター、よく見ると実は手描き。昔の日本の映画ポスター(看板描き職人さんたちが活躍していたころがあった)を思い出して撮った。こちらで…

これはなんでしょう?

キナバル付近にて。体長は2~3センチくらいだったと思う。翅の合わせかたはカメムシやセミの仲間のようにみえる。頭の部分だけ見るとゴの仲間や甲虫にも似ている。

Let sleeping dogs lie.

頭は一つ、体は二つ。

小さい子供がいる親の一人称は常に「自分(複数)」となって、それは「わたし」とも「わたしたち」とも異なる意味を持つ。身体は二つかそれ以上、だが思考し決断する頭は一つの奇形の獣のような、いびつな責任を負わなくてはならない。子供の成長とともに親は…

キナバルの虫 Insects in Kinabalu, Borneo

キナバル国立公園の植物園とポーリン温泉で撮っている。 温泉のわきで水を舐めていたトックリバチの一種。Delta arcuataと呼ばれる種類に似ている。 ヨコバイの一種。 ムシヒキアブ。大きさは日本のものとあまり変わらなかった。 アブの一種だろうか。口器の…

キナバルの変わった形のクモ。

自己責任でどうぞ。 にしても、こういう形のクモがごくふつうに巣を張っているのを見たときは目を疑った。ほんとにいるんだなあ、こういうの。

キナバルの虫は…ここにアップしていいもんだろうか。

今回は手加減無しなので(そう、いつもなら脚が無い/多すぎ系は載せないことにしている)画像倉庫に並べたほうがいいのかな。すこし悩み中。 これはホテルの壁に居たヤモリ。

キナバル国立公園の蘭と羊歯。

キナバル山を覆う熱帯雨林には、数多くの蘭と羊歯が自生している。 以下は公園内の植物園で撮ったもの。 色が優しい蘭。これはわりとふつうのサイズだが、小指の先ほどの白い花を咲かせている種類など、さまざまな花の形とサイズの蘭が見られる。 羊歯の芽と…

キナバル山 Mt.Kinabalu

標高 4,095メートル。富士山よりも高い。 中国 kina の未亡人 balu という名前は、山頂に住んでいる龍の珠を手に入れるために、中国の王子が現地の娘と結婚したという伝説に拠るらしい。王子は、娘から山頂に至る路を聞き出し、珠を首尾よく手に入れて去った…

ひとよんでオランダ猿。

ガイドさんの車のミラーに下がっていたのがあんまりかわいらしかったので、探してお土産に。タグにはbayauとあるが、これはバジャウ語で「マングローブ林(に住む猿)」を表すらしい。

絵に描いたような。

晴れると海の色が碧く澄んで美しい。陽射しは強いが、椰子の木陰にいれば海風のおかげであまり汗はかかない。息子は泳ぎにいった。怠惰にもたれた寝椅子の周りで遊んでいるのは見慣れた色合いのスズメだ。東南アジアで、米を栽培している地域ならどこにでも…

貝の瞳。

ホテルの回廊に飾られていた。ロングハウスと呼ばれる伝統的な家屋の木の扉には、神や龍の姿が彫り込まれている。扉の奥に住まう一族に豊穣をもたらし魔を退けるためのものが、何もない白壁に並んで架けられているのを見るのは空しい。