キナバル国立公園の蘭と羊歯。

キナバル山を覆う熱帯雨林には、数多くの蘭と羊歯が自生している。

以下は公園内の植物園で撮ったもの。

f:id:yukioino:20080803233907j:image

色が優しい蘭。これはわりとふつうのサイズだが、小指の先ほどの白い花を咲かせている種類など、さまざまな花の形とサイズの蘭が見られる。

f:id:yukioino:20080803233908j:image

羊歯の芽というか、巨大ぜんまい。大人の拳ほどもあって恐竜時代の羊歯のよう。

f:id:yukioino:20080803234132j:image

これも虫ではなく、羊歯の芽。虫よけのためのゼリーに似た透明な粘液に覆われていて、触れるとひやっとする。

f:id:yukioino:20080803234133j:image

金網の向こうで栽培されていたパフィオペディルム。ここキナバルの固有種。学名 Paphiopedilum Rothschildianum を覚えていられたのは、ロスチャイルドの名前が入っているから(笑)ガイドさんは「珍しい蘭なので、大切にされてるんです」と云っていた。