キナバル国立公園の蘭と羊歯。
キナバル山を覆う熱帯雨林には、数多くの蘭と羊歯が自生している。
以下は公園内の植物園で撮ったもの。
色が優しい蘭。これはわりとふつうのサイズだが、小指の先ほどの白い花を咲かせている種類など、さまざまな花の形とサイズの蘭が見られる。
羊歯の芽というか、巨大ぜんまい。大人の拳ほどもあって恐竜時代の羊歯のよう。
これも虫ではなく、羊歯の芽。虫よけのためのゼリーに似た透明な粘液に覆われていて、触れるとひやっとする。
金網の向こうで栽培されていたパフィオペディルム。ここキナバルの固有種。学名 Paphiopedilum Rothschildianum を覚えていられたのは、ロスチャイルドの名前が入っているから(笑)ガイドさんは「珍しい蘭なので、大切にされてるんです」と云っていた。