2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

睦月総括。

仕事が増えるとネット時間がほとんどなくなって、ここの記録が滞る。今月はオフィス仕事と在宅仕事の両輪をフルスピードで回しているうちに終了。先月はまだ仕事の手順がよくわからなくて、うまく操れないゲームコントローラーをもたもたいじるような苛立ち…

サロゲート Surrogates

脳神経系を通じて直接機械を遠隔操作する技術を発展させ、「Surrogate(代理)」と呼ばれる身代わりのロボットが開発された世界。市民たちは、ベッドから出るときに洋服を着るように、あるいはネットでアバターを選ぶようにして、自分に似せたり理想を追求した…

百姓貴族1

牛の自画像は伊達ではない。荒川氏の実家は北海道の農家である。というわけで、かの有名な『鋼の錬金術師』作者による農家の実態エッセイ漫画。全編を通してものすごくハイテンション(ハガレン巻末のおまけ四コマのノリを思い出してほしい)なのは、彼女の表…

Percy Jackson #1 The Lightning Thief

主人公はNY生まれ、ADHDの診断を受けて六年間で六回学校を転校した「問題児」のPercy、12歳。しかし彼は、実はギリシャの神と人間の間に生まれた半神半人 Demigod だった。 気まぐれだったり、自分がしろしめす領域以外には足を踏み入れることを嫌ったり、直…

飲んだり撫でたり。

Percy Jackson #1読了。計7時間強。#2に移る。こちらは300ページないのでもうすこし速く終わるだろう。日本語を読むときは眼からさらさらと液体を流し込んでいるような感じだが、英語の本では無意識に表現や単語の使用例を学ぼうとしているせいか、スープの…

曇りの木曜日。

Percy Jackson #1は残り100ページを切った。292頁まで約6時間。仕事の行き帰りなど途切れ途切れにしか時間がとれないのも関係しているが、完結編の#5を読み終わる頃には時間を半分まで短縮したいものだ。 作家の北森鴻氏が亡くなったのはショックだった。享…

なくした。

いつのまにか落としていたらしい。名前と顔写真がついているものを紛失するのは生まれて初めて。手続きも煩雑だし、他にもいろいろ支障があるのでめんどうだ。風邪っぽいので早く帰ろうとしていたのに。そういえば、帰ったら仕事しないと間に合わないんだっ…

Who lauhghs last, laughs longest.

本邦が置かれた状況を「外事」的な視点から考えてみたりしている。例えば東に足場として押さえた小国の不穏と変節を座視できるほど彼の大国が寛容かどうか。かれらが得意とする手段は外圧云々と語られるような示威的活動ばかりではない。表舞台である外交に…

子供は、震災とサリンの年に生まれた。彼は景気がよかった頃の日本、地震とカルトによってひび割れてしまう前の社会を知らない。変化はあまりに速く、完全で、昔のありかたをうかがうのは難しくなった。

それでどうなるってか。

剣9、剣王、金貨8R、剣3R、杯4R、杯8R、塔、金貨2、杖童R、恋人R。 すこし浮上したあとに打ち砕かれる望みときたか。塔に恋人の逆ではなあ。 選択は裏目に出るだろう。やれやれ。

ベガーズ・イン・スペイン

土俵はSFだが、年経た女性作家ならではというか、親子関係/母娘関係を描くのがうまい。読んでいて痛いところがたくさん。「プロバビリティ」三部作にもトライしてみよう。

Percy Jackson とか。

映画化前に原書で読もうと思っていたジュブナイルファンタジー『パーシー・ジャクソン』シリーズを当の作品の映画トレイラーを観て思い出したので、あまぞぬでワンクリ。映画になるの速かったな。三冊セットで、続きは電子書籍でもいいし。 英国帰りのファン…

チョコレートビースト

アバター Avatar 3D版

観るのではなく、没入して体感する映画である。 映画は誕生以来、技術革新をばねにして幾度も生まれ変わってきたが、この映画からまた何か新しい時代が始まるのではないだろうかと、観終えて強く思った。*1 ストーリーは難しくないし、貸与される3D眼鏡だ…

インディゴの夜

渋谷を舞台に、一風変わったホストクラブのオーナーと個性的なホストたちが夜を駆ける。金とセックスと計算、男と女。都会の闇が生み出すいかがわしさ満点のミステリ連作集。気に入ったので続巻『チョコレートビースト』も入手した。 タイトルと設定を読んだ…

六本木ヒルズクラブ

チェロ弾きの友人の新年会に参加してきた。ふだんまったく縁がない、華やかな集まりになるのだろうとわかっていたので、クローゼットのこやしになっているワンピースやらコートやらを引っ張り出して、正装して出かけた。非日常の雰囲気に馴染むまで、惜しみ…

ウォーリー

レンタル期限に迫られて視聴。一緒に観た息子はたいへん喜んでいた。

息子の学校ではラノベが禁じられている。

中2の息子の友人にラノベ読みがいて、その所持シリーズについて聞く機会があった。 勤勉な当該少年をまわり(including うちの息子)が「禁書読み」としてちょこちょこといじっているのは聞いていたので、かねてからかわいそうに思っていた。 「あいつが持っ…

冬の巨人

ミール(世界)と呼ばれる巨人が終わりのない雪と凍土の世界を歩いていく。人々はその身体の上に造られた都市に暮らし、時は巨人の歩数で測られる。ロシア語で統一された人々の名や用語が呼び起こすイメージは冬と親和性が高い。懐かしい寓話のようなテイス…

バーナード・アンド・ドリス Bernard and Doris

大富豪の女性(スーザン・サランドン)とアル中の執事(レイフ・ファインズ)の、実話をもとにした物語。オープニングの蘭の花とエンディングの「I love the way you're breaking my heart」が印象に残った。

謹賀新年。

今年も宜しくお願い申し上げます。