2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

絵に描いたような。

晴れると海の色が碧く澄んで美しい。陽射しは強いが、椰子の木陰にいれば海風のおかげであまり汗はかかない。息子は泳ぎにいった。怠惰にもたれた寝椅子の周りで遊んでいるのは見慣れた色合いのスズメだ。東南アジアで、米を栽培している地域ならどこにでも…

貝の瞳。

ホテルの回廊に飾られていた。ロングハウスと呼ばれる伝統的な家屋の木の扉には、神や龍の姿が彫り込まれている。扉の奥に住まう一族に豊穣をもたらし魔を退けるためのものが、何もない白壁に並んで架けられているのを見るのは空しい。

祈りの美。

乗り込んだ機内で、持参した古川日出男『アラビアの夜の種族』(角川文庫)を読みながらラジオを聴くことにした。座席前のポケットから引き抜いたプログラム冊子をめくると、グローバルスタンダードとしての欧米洋楽ヒットチャート、ジャズ、クラシック、洋楽…

南へ。

出国手続きを済ませて、各種免税店の引力を振り切ったところで、無料ネットカフェを見つけたので入ってみた。 携帯の準備をしたり目的地の情報を調べたり、旅にも電脳的準備が必要になっている。ひさしぶりなのでとまどうことも多いが、まあなんとか。 では…

体調不良。

子供をクラブに送り出したあと、どうしても頭が重くて、ベッドとお友達になっている。PCにもさわれないのでこの更新はケータイから。十数年慣れ親しんだオフィスの快適な空調の恩恵から離れて、自宅にいると、夏バテという語がより身近になる。汗にまみれて…

夕方の公園とそのまわりで。

樹液に集まるカナブンたち。色合いが微妙に違う。夢中で甘い樹液を舐めているのだが、ときどき我にかえっては、隣同士で激しく戦っていた。場所によって出る量が違うんだろうな。 路上にいたバッタが石壁に張り付いたところを撮った。片脚がないのによく跳ね…

まんまですか。

paseyoさんのところで見かけたブログ通信簿をやってみた。 フワクの男がつづる趣味の虫と本のブログ、ですか。 大間違いです(しくしく

アシナガさんのスイートホーム

このまえ撮ったキボシアシナガの巣は順調に大きくなっていた。巣房の上に乗っている白っぽい個体が女王のようだ。このまえ睨んできたのは留守居の働き蜂だったのだろう。働き手も五匹に増えて、ユーモラスな顔の幼虫の世話をする姿も見られた。 ほかにも写真…

予定変更。

『ブラック・ラグーン』小説版は読了。原作を生かしきった良作。虚淵氏にはぜひ続編をお願いしたいものだ。レヴィのコスプレは、原作では拝めない際どさだったw 家族の来客でばたばた。乾杯につきあって、お土産の酒精*1を微量摂取したので、午後に予定して…

聖☆おにいさん2

聖☆おにいさん (2) (モーニングKC) 作者: 中村光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/07/23 メディア: コミック 購入: 62人 クリック: 567回 この商品を含むブログ (752件) を見る 子供が合宿から帰ったら取り上げられてしまうのでいそいで読む。

暑い一日。

同じクラスのお母さんたちと会合。なりゆきで自分が手配した店だったが、わりとのんびりできたのでよかった。 画像は本屋で見かけた、おなじみの本読み娘たち。ちなみにいま読んでいる『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』には早川さんのカバーを…

ブラック・ラグーンいろいろ

ブラック・ラグーン (8) (サンデーGXコミックス) 作者: 広江礼威 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2008/07/19 メディア: コミック 購入: 15人 クリック: 97回 この商品を含むブログ (178件) を見る キリングメイドことロベルタの復讐のハンティングと、彼女…

あなたの人生の物語

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF) 作者: テッド・チャン,公手成幸,浅倉久志,古沢嘉通,嶋田洋一 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2003/09/30 メディア: 文庫 購入: 40人 クリック: 509回 この商品を含むブログ (401件) を見る 世紀が改まってからのS…

水から水へ。

学校の合宿に出かける息子を六時過ぎに駅に送っていった。 帰宅して、陽射しが強くなる前に、庭で水撒きをしていると、蜂のそれよりすこし高い羽音がした。 シオヤアブ。腹の先端に尻尾のように白い毛が生えているので雄である。獲物の身体に刺して体液を吸…

帰る。

連休最終日の新幹線の混みようを忘れていた。自由席で立っている。ときたま通路を通ろうとするひとがいるが通過は非常に困難だ。老廃物で内壁が狭くなった血管みたいな感じ。車内販売のワゴンも通れないので、販売見合わせのアナウンスが入った。 やっぱりチ…

梅雨が明けた。

ひきつづきオヤスミ中。

故障中につきしばらくお待ちください。

あついー。そうじがー。おーわーらーなーいー。 文字にならない言葉と口に出来ない妄想をたたえてとろりと澄んだ、冷たい淵の中に飛び込みたい。

「着信アリ」の一種。

週末の来客をひかえて、掃除機をかけていた。 出かける仕度を整えた家族がうしろで何か云っているのに気づいた。モーター音で声が聞こえないので掃除機を止めて振り返り、なにかと尋ねた。 「SさんとKさん、今日はH願寺に行くって云ってたわ」 家族の二十…

そんな季節になりました。

「せるげーの集めた怪奇談話集 2008年夏 第一夜」 http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080716/1216197914 こちらを拝読して思い出した、自分のログを貼っておく。 「美容院の怖い話」 http://d.hatena.ne.jp/yukioino/20070430#1178006039 いろいろな方の怖い…

多忙な女王様。

ゴミを出したついでに例のヤブカラシのところへ。必ず蜂とアブが何種類か来ているのでチェックしている。 野武士のような渋い色のキボシアシナガバチ。 舐めているあいだにアップを撮った。三つの単眼がくっきりと映っている。 このあと、庭で水をまいたり枯…

草むしりのときに。

このまえ、オオスズメバチを撮ったヤブカラシに来ていたシロスジヒメバチらしき(触角や脚部の細かい模様でいろいろな種類に分かれるらしく同定は難しい)。触角のお手入れ中。しかし蜜を吸いに来たのではなく、獲物を探していた模様。このヤブカラシの茂み…

It’s your 10th anniversary, three thoughtful witches!

友好サイトさんが今日めでたく開設十周年を迎えた。 おめでとうございます。皆さん多忙を極めていらっしゃるようですが、これからもご活躍をお祈りしております。 掲載された文中で出されたクイズに答えようと、何気なく送ったメールから、交流は始まった。…

メダカを放つ。

思い切って、メダカの稚魚をすべて睡蓮鉢に移した。グッドラック。 ハンミョウが何を思ったか、ペチュニアにとまっていた。 夕刻に剣道先生がやってきて、にぎやかにお茶。息子にいろいろと助言をしてくれた。その世界の達人はいくつになっても若い。

いきものの時間。

あああ、暑い。子供はクラブの練習試合(の応援。一年は気楽でいいな)で、家族も出かけた。猫は涼しい玄関で寝ている。 外に行って、メダカのオトナ組がいる鉢から回収した卵と稚魚六匹を庭の睡蓮鉢に放してきた。一晩紙コップに泊まった彼らを大きな鉢の水…

声優交替→スラッシュネタ増加だったらどうしよう。

アクセスのデータを見ていたら、海外ドラマの「スーパーナチュラル+ファンフィクション+翻訳」という検索でお見えになったかたがいらしたようだ。ご期待に沿えずにすみません。 『スーパーナチュラル』のファンフィクションを以前にも紹介したここで探して…

メダカの卵探し。

日がよく当たるところに置いた鉢の浮き草は、どんな種類であっても増えるスピードが速い。ときどき掃除をしないとあっというまに水面を埋め尽くして暑苦しく、見目もよくなくなってしまう。 しかし、数分でぱっぱと適当に草をすくって捨てておしまいにするこ…

対決 巨匠たちの日本美術@東京国立博物館

創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年特別展 「対決-巨匠たちの日本美術」 http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=5315 家族の来客が到着する前に、学校が休みの息子を連れて上野へ。*1 昨日がスタートだったせいか、…

へろり。

明日の家族の来客のために買い物に出たり支度をしたり。歩き続け立ち続けで疲労。セールにも遭遇したのでよそゆきの外装を仕入れたが、微妙に悔いが残った。ああいうときは常に即断なので、こういう心もちになるのはめずらしい(笑 帰ってちょっと休んでいる…

中学生ビギナーに勧めたい洋ホラーって。

ものすごく私見だが、息子向けならここらへんを選ぶかも。 ・マキャモン『スワン・ソング』(福武文庫)…絶版らしい。 ・シモンズ『サマー・オブ・ナイト』(扶桑社文庫) ・クーンツ『ウォッチャーズ』(文春文庫) ・バーカー『ウィーヴワールド』(集英社…

隠の王、夜市、死のロングウォーク

隠の王 6 (Gファンタジーコミックス) 作者: 鎌谷悠希 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス 発売日: 2007/04/27 メディア: コミック 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (27件) を見る 少年少女忍者もの。でもナルトとはぜんぜん違う雰囲気で…