2011-01-01から1年間の記事一覧

X’mas。

幼なじみの家で、恒例の持ち寄りクリスマスパーティ。 担当はいつもローストチキン。今年も丸鶏二羽を焼いた。息子の塾絡みで朝五時に起きたので、ワインを飲んだら眠くなってしまった。陽が窓いっぱいに射し入る南向きの部屋で子供たちが遊んでいて、大人た…

月食。

ひさしぶりに訪れた友人宅を早めに辞して、新幹線に飛び乗った。 夜は『はふう』で肉料理を堪能。 駅から歩き出そうとしたら、あたりのひとたちがみな立ち止まって空を見上げていて、つられて見たら、皆既月食が進行中だった。

僕の魔剣が、うるさい件について

僕の魔剣が、うるさい件について (角川スニーカー文庫) 作者: 宮澤伊織,CHAR 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/10/29 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 134回 この商品を含むブログ (12件) を見る 主人公の高校生…

ネットを縁に知り合ったひとを彼岸に見送ったのは三度目だ。親しく会ったひともいるし、そうでないひともいる。彼らとは実体を通じて知り合ったわけではないから、目には見えないけれど、どこかのPC前に居るのが普通であって、だからネットを覗けば、ぽつぽ…

携帯の死。

昨日職場で携帯の電源が突然入らなくなった。夜、会社帰りにショップに走っていって、端末を新調したがデータはすべてロスト。五年分のいろいろがパアになった。 学校の懇談会に行って来た。ひさしぶりに会った友人と和食のお昼。 帰ってきたら届いていた画…

おじさん祭が終わったので。

記録として残しておく。 フルタイムで働きながら家では細々と翻訳仕事を請けるようになって数年、好きな海外ドラマを観る時間もない生活が続いている。どんな作品にせよ過度にハマってしまうと、日常のペースを乱されてダイレクトに仕事に響くので(なにせ常…

なんと知らせたらいいのやら。

ひょんなことから同僚のひとりを占うことになった。 転職したほうがいいのか、残れるなら残ったほうがいいのかを知りたいという話だった。山のような仕事がとつぜん来ても笑顔を失わずによく働く、とても頼れる仲間なのでなるべくなら残ってほしいのだが、諸…

ねりけしおーるどわんず:蜘蛛神からの御挨拶 Atlach=Nacha

cocoさん江。 いつも大変お世話になっております。 このたびの出版、まことにおめでとうございます。 というわけで節足系がお好きなcocoさんに、深淵の蜘蛛神アトラク=ナクアからの祝福を。いやまったく、発売日に間に合わず、申し訳ありませんでした(汗 お…

異形たちによると世界は…

cocoさんの、もっとも初期からのウェブ連載が形になった。 おめでとうございます。 先日刷り上がった本を頂戴した御礼に、週末はひさびさに練り消しる(日本語になってない)予定。指が動くか心配。

炎熱の小石川植物園。

まずは腹ごしらえに神田『藪蕎麦』へ。初めて来たのだが、開店と同時にぞろりと行列が出来ていて驚いた。ラーメン屋さんみたいだ。 自分は天だねとせいろ一枚。つけ汁は味も色も濃くて、なるほどこれなら蕎麦の先をちょっとだけつければ事足りる。 店から出…

夏になって。

語学の勉強や仕事であっというまにひと月。 本も読めていないし、書くようなこともないのだが、よそで聞いた不思議な話を書ける場所がここだけなので、最初の更新はそっち方面になるかもしれない。 さて、来週にはcocoさんの可愛いウェブクトゥルー漫画『異…

梅雨

去年訪れた西表で見た、ハイビスカスを食べるかたつむり。おいしそうだった。

初夏の午後。

天気がよい休日の空き時間は、庭の草むしりや猫トイレの掃除で終わる。 冬から春まで咲き誇っていたパンジーとクリサンセマムも、例年この季節には盛りが終わる。鉢から抜いて根の土を落として、袋に詰めた。雨が降り始める直前に作業が終わった。蒸し暑い。…

マルドゥック・フラグメンツ

マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11) 作者: 冲方丁,寺田克也 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/05/10 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 272回 この商品を含むブログ (47件) を見る

薔薇日和。

雨ばかりで心配していたが、晴れたら蕾がみるみる開いた。上品な紅茶を思わせる香りが漂って、目と鼻の両方を楽しませてくれる。化学物質としてはジメトキシメチルベンゼンというらしい。

ずっとお城で暮らしてる、白銀の誓い、カラフル

ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫) 作者: シャーリィジャクスン,Shirley Jackson,市田泉 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2007/08/25 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 73回 この商品を含むブログ (117件) を見る じわじわくる怖さ。後味の悪さ…

小さな庭の小さないきもの。

あまり陽がまぶしいので、カメラを出してみた。 小さな蜂はたくさんいて、どれも色や形がすこしずつ違う。これは薔薇の葉の上を歩いていた、黒っぽい種類。 アオオビハエトリ。よく見ると最前列の脚が片方欠けている。 この角度からだとはっきりする。ぴこぴ…

完全犯罪研究部2、永遠の女王

動機未ダ不明 完全犯罪研究部 (講談社ノベルス) 作者: 汀こるもの 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/11/03 メディア: 新書 クリック: 30回 この商品を含むブログ (21件) を見る すったもんだでミステリ研究会の顧問を外れた(いや、人生のレールそのもの…

雨。

去年初めて咲いた英国の薔薇、Teasing Georgiaは、今年は六つの蕾をつけた。実際はもうすこしたくさん蕾があったのだが、気付かずにいるあいだにゾウムシにやられてしまった…。春先の寒さのせいか、葉を食い荒らすハバチの幼虫は少ない。咲いたらまた写真を…

ビブリア古書堂の事件手帖、完全犯罪研究部

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) 作者: 三上延,越島はぐ 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2011/03/25 メディア: 文庫 購入: 32人 クリック: 2,758回 この商品を含むブログ (446件) を見る twi…

春にまどろむ。

香菜里屋を知っていますか

香菜里屋を知っていますか (講談社文庫) 作者: 北森鴻 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/04/15 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (18件) を見る 楽しみに文庫落ちを待っていたのだが、そのまえに著者が亡くなるとは夢にも…

アライバル

アライバル 作者: ショーン・タン,小林美幸 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2011/03/16 メディア: 大型本 購入: 5人 クリック: 44回 この商品を含むブログ (54件) を見る なつかしい無声映画を診ているような気分になる、美しいセピア色の絵本。文字…

THANATOSシリーズ三冊、一気読み

まごころを、君に THANATOS (講談社ノベルス) 作者: 汀こるもの 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/05/09 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (32件) を見る リッターあたりの致死率は THANATOS (講談社ノベルス) 作者: 汀こ…

新学期のルーチン。

息子の学校の新クラスの懇談会に出かけた。昼過ぎからはクラブのお母さんたちとランチ会で忙しく情報交換。 春はこの種の行事が多くて、土曜がたいていつぶれて、自宅仕事と勉強は日曜にずれこんでしまう。中学校時代があっというまだったように、高校の三年…

木彫りの誘惑。

大昔所属していた文芸サークルで行き来のあった id:takeuchimakoto氏と、ひょんなことからやりとりする機会があった。 彼は作家として執筆生活を送るかたわら、木彫りもはじめたとのこと。日本の伝統芸術である根付を題材にした最新刊の表紙にも、実は彼が彫…

知人宅

お祝いの席で長い長いつきあいのひとたちと談笑。ほっとする。

ラマージュ

昔の翻訳会社の同僚たちと会う約束をしていた。自分以外みな今は在宅で仕事をしているが、ひとりは震災時にとても怖い思いをしたらしい。無事でよかった。 銀のカバーにつつましく覆われた料理が運ばれてくるたびに、撮影アプリ「モノトリカメラ」の本領発揮…

めでたくもあり、めでたくもなし。

未成年がビールを舐めてみたいというので、ノンアルコールタイプを買ってみた。ふーむ。

不滅の魔炎。

日々悪化する原発の状況を観るために、新しいカードを使うことにした。ドイツ生まれのHaindl Tarot。何かのはずみで買って、そのまま棚で眠らせていた。使い慣れたウェイト版準拠のものに比べると、世界のさまざまな隠秘学的サインを取り入れた図像を読むの…