昔の翻訳会社の同僚たちと会う約束をしていた。自分以外みな今は在宅で仕事をしているが、ひとりは震災時にとても怖い思いをしたらしい。無事でよかった。
銀のカバーにつつましく覆われた料理が運ばれてくるたびに、撮影アプリ「モノトリカメラ」の本領発揮なるか、と思いつつトライ。おいしそうに撮れたんじゃないだろうか。実際美味しかったし。ただ、料理を説明するお店のひとの言葉が現実離れした呪文のように遠く聴こえたのは、震災後の心理変化のせいだろう。おもてだって自粛する気はなくても、意識はまだ怯えて縮こまっているようだ。