読了2010

指紋論

指紋論 心霊主義から生体認証まで 作者: 橋本一径 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2010/10/23 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 66回 この商品を含むブログ (30件) を見る 科学捜査を主題に据えたドラマが流行する昨今、PCデータベースに登録された指…

シノビガミ・リプレイ戦(1) 事無草、咲く

シノビガミ・リプレイ戦(1) 事無草、咲く (富士見ドラゴン・ブック) 作者: 河嶋陶一朗,冒険企画局,立川虫麻呂 出版社/メーカー: 富士見書房 発売日: 2010/08/20 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 131回 この商品を含むブログ (31件) を見る 忍者バトル…

マンガでわかる 宇宙のしくみと謎

著者のひとりであるcocoさんから頂戴した。 ありがとうございます。 マンガでわかる 宇宙のしくみと謎 (池田書店のマンガでわかるシリーズ) 作者: 中川人司,coco 出版社/メーカー: 池田書店 発売日: 2010/12/22 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 8回 こ…

群衆リドル

群衆リドル Yの悲劇’93 作者: 古野まほろ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2010/12/16 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (26件) を見る 孤立した雪の洋館<夢路邸>に集った9人の招待客を襲う、連続殺人の詭計。本格ミス…

3月のライオン5、スティーヴ・フィーヴァー

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 羽海野チカ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2010/11/26 メディア: コミック 購入: 27人 クリック: 953回 この商品を含むブログ (410件) を見る スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (…

アイアムアヒーロー1~4

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス) 作者: 花沢健吾 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2009/08/28 メディア: コミック 購入: 15人 クリック: 2,267回 この商品を含むブログ (208件) を見る どういうわけか小さい頃から歩く死人好きの息子*1が、どうし…

WORLD WAR Z

WORLD WAR Z 作者: マックス・ブルックス,浜野アキオ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/04/10 メディア: ペーパーバック 購入: 26人 クリック: 1,203回 この商品を含むブログ (75件) を見る 出た当時に買って半年寝かせておいた本。翻訳の文体はとて…

銀魂35

銀魂-ぎんたま- 35 (ジャンプコミックス) 作者: 空知英秋 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/08/04 メディア: コミック 購入: 2人 クリック: 52回 この商品を含むブログ (33件) を見る 疲れすぎたので、ひさしぶりに読んで脳を休めようと思ったら話がち…

黒執事10、進撃の巨人、ハガワの異常な愛情

こるもの氏のミステリのつづきを探しにいった本屋で、目当てのシリーズを一冊も見つけられず、キレて漫画の棚で暴れてきた。 黒執事(10) (Gファンタジーコミックス) 作者: 枢やな 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス 発売日: 2010/09/27 メディア: コ…

ベントラーベントラー3 フォークの先、希望の後

ベントラーベントラー(3) (アフタヌーンKC) 作者: 野村亮馬 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/05/21 メディア: コミック 購入: 2人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (25件) を見る やっと最終巻を入手。これは善いSF。 フォークの先、希望の後 T…

マダムGの館 月光浴編

マダムGの館 月光浴篇 (フラワーコミックススペシャル) 作者: グレゴリ青山 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2010/07/09 メディア: コミック 購入: 3人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (6件) を見る 映画、文学、美術に描かれた高尚な「御耽美」世界…

調香師の手帖

調香師の手帖 香りの世界をさぐる (朝日文庫) 作者: 中村祥二 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2008/12/05 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 28回 この商品を含むブログ (14件) を見る

有頂天家族

有頂天家族 (幻冬舎文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2010/08/05 メディア: 文庫 購入: 14人 クリック: 516回 この商品を含むブログ (138件) を見る 愉快な「毛深い子」をやっとゲット。来年には続きも出る(と同じはてな内にある著…

バーテンダー17

バーテンダー 17 (ジャンプコミックス デラックス) 作者: 長友健篩,城アラキ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/08/04 メディア: コミック 購入: 1人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (14件) を見る うちでは中学生から年寄りまで皆が大好きな漫画。…

伴天連XX

伴天連XX(1) (ファミ通クリアコミックス) 作者: 横島一,猪原賽(原作) 出版社/メーカー: エンターブレイン 発売日: 2010/07/15 メディア: コミック 購入: 3人 クリック: 18回 この商品を含むブログ (17件) を見る クトゥルー×時代劇。いろいろな料理の仕…

猫本尽くし。

相方から届いた暑気払い、三連発。 猫絵十兵衛御伽草紙 1巻 (1) (ねこぱんちコミックス) 作者: 永尾まる 出版社/メーカー: 少年画報社 発売日: 2008/12/15 メディア: コミック 購入: 4人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (16件) を見る 江戸の頃は、猫…

ル・ベスベ 花物語

お店のそばを通ることがあって、都会の真ん中とも思えない濃淡の緑に包まれた外観はよく見知っていたのだが、完全にフレンチレストランだと思っていた。いつか食べに行きたいなと思っていて同僚に話したら「や、あれは有名な花屋さんですよ」と、もの知らず…

闇の妖精王

若い読者向けのロマンス小説なので、物語が論理ではなくヒロインや他の登場人物の感情の起伏から組み上げられていて、その蜜のようなうねりに身をまかせてしまえば心地良く酔うことができる。ハーレクイン的小説をたてつづけに読んでしまうひとの気持ちがち…

ヨルムンガンド8

ココとドクター・マイアミが密談する姿に闇を垣間見る元少年兵ヨナ。というか、「女子供」というくくりがこれほど似合わない女子供もいないな。

タブロウ・ゲート4~6、タブロウ・ゲート0(上下)

小学生のとき、生まれてはじめて毎月買うようになった少女漫画雑誌が秋田書店の『プリンセス』だった(長じて国際謀略系の小説が好きになったのは明らかに、今も続く名物連載『エロイカより愛をこめて』の影響)。この歳になっていまだにその系列誌の漫画を読…

妖精の女王

妖精とはいっても、鼻血が出そうな露出度を誇る衣装をまとった今時のゲームキャラではなく、英国やアイルランドなどの伝説に残る古式ゆかしい「フェアリー」を想像してほしい。王や女王を頂く宮廷を中心に、姿形や性格も人に近いものから化け物めいたものま…

タブロウ・ゲート1~3

タロットを題材にしているので買ってみた。呼び出す人間によって、大アルカナカード=「タブロウ」の姿や性格が違うのが面白い。実際に占うときも、カードから引き出すイメージや意味は占者それぞれの解釈に従って違ってくる。自分ならあんなに安定して優し…

ヘタリア3、とりぱん8~9

枢軸という語につきまとうアレなイメージを根底から覆したんじゃないかと思われる漫画。(自分はこの語から、同盟成立を祝ってのことか、当時の銀座の目抜きにハーケンクロイツ旗が掲げられている画像を思い浮かべてしまう) あいかわらずかわいいんだが、い…

ナイトホークス

ハードボイルド満喫。次いこう。

朝霧の巫女4~6

ふつうの巫女さん漫画だと思っていた私が悪うございました。絵柄はかわいいといってもよいくらいなのに話がへヴィで暗くて、ずぶずぶと泥沼に引き込まれていくような快感が。いいぞもっとやれ。 主人公がこころならずも歩く幽冥のあわいの描写は、夜中に読む…

さんさん録、バーテンダー16

こうの氏の作品は、ひなびた絵柄の奥深くに針が潜んでいて油断ならない。 今度、この巻を思い出しながら「余市」を飲みたいものだ。

朝霧の巫女1~3、3月のライオン4

副題にあるとおりの現代版『稲生物怪録』。舞台になっているのも稲生…ゆかりの広島県三次市。どこでどう間違ったのか、もっとおとなしい話かと思っていたのでわらわらと主人公に迫るアヤカシの迫力にびっくりした。 新刊が出るたびに、将棋のことがもっとわ…

ダブル・ジョーカー、ホワイトクロウ、そのほか

こういうのを読んでキャーとか云ってるから『外事警察』がお好みでしょうとか看破されるんだと思う。そういえば『外事…』原案小説も積読になっているんだった。現実のインテリジェンスは、世界中で今この瞬間も活動している。しかし本邦のそれが機能している…

とある魔術の禁書目録5

学園都市という名の大規模な生体実験場で出会う二人のこどもたち。ひとりは投薬と訓練が生み出した生体兵器の最高傑作、もうひとりは二万体のクローンのうちの最終番号を背負う不完全体。いままでの話でもじわじわとにじみ出ていた学園都市の「日常」の歪み…

とある魔術の禁書目録

親のほうがこっち方面に詳しいのはどうなんだろうか、というのはおいといて。