ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版

水曜夕方のTVシリーズ放映のときは息子のおしめを換えたり夕飯の支度をしながらちらちらと観ていた。話がアタマに入らず、作品に対する思い入れはまったく形成されなかった。あのころは死ぬほどシンジが嫌いで、それがたぶん影響していたのだろう。

昨晩の地上波放映時は、洗い物をしたり息子に期末テスト勉強を教えたりで、やはりぶつ切り視聴。十数年経ってもやってることが変わらないのだが、その間ものすごくいろいろあった。しかも0歳児だった息子が、ちょうどアレに乗れるジャスト14歳になっているあたり、複雑な気分。逃げだしたいと云いながらも結局アレに乗るシンジを見直さざるをえなかった(笑

というわけで、一晩遅れて相方による録画をゆっくり視聴。ウルトラマンを奇々怪々に語りなおしたような物語と映像にバロック真珠のようにいびつな魅力があって、ブーム当時、謎や解釈を語りたがるひとが星の数ほど居たのを思い出した。