生まれ変わりって、どうなのよ?

すこし動くと汗が吹き出る。やっと夏。この季節にふさわしいこわい話をさがしてみた。

「不思議な話」リンク集

むかし、夏休みにはテレビの「あなたの知らない世界」を怖がりつつも観たものだ。うちの親は心霊系にほとんど興味がない(そのわりには典型的な幽体離脱の体験談を話してくれたことがある…)が、近所のご夫人がその手のネタが大好きで、よくそこのうちでお昼をご馳走になりながらいっしょに観ていた。彼女は今も『オーラの泉』をビデオに録っている。

友人に誘われて、新耳袋コンビが毎年やっていた怪談イベント「怪談の怪」にも行った。こわい話を語る場には「そういうの」が集まってくるので、会場には相当数の「そういうの」がどろどろと渦巻いていたに違いない。見えないのでよくわからないけれど、身体には負担がかかっていたのか、イベントが終わった後で口の中が痛いのに気づいて舌でさぐりまわしたら、歯茎がごっそりえぐれていた。あるいは、気分的なものがストレスになって身体が反応したのか。よくわからない。その場ではグロテスクだと思った話はあっても、「怖っ」とは思わなかったんだけれど。

ちなみに、車座になって怪談をするのは、召喚陣をつくって招いているようなものだから、なるべく避けたほうがいいと思う。「そういうの」に鋭敏な友人は、いやいやそういうあつまりに参加したあと、ひとりで寝ていて苦しくて目が醒めたら髪を振り乱した老婆が胸の上に座っていて「ギャー」なことになったそうだ。

自分も、職場からなにかよくわからないものを連れて帰ってきたことがある。しかし目で見ることはできないので、対処に困った。場合によっては、目をつむると見ることができるが、くたびれて寝るときにそんなの見たくないし。あのときは部屋に粗塩を置いて、職場近くのお地蔵さまにお願いして連れて行ってもらった。<それ以外の対応を考え付かなかった

アメリカにいるはずの友達(の生霊だと思う)が来たときは、出現の仕方がちょっとびっくりさせられるものだったのでビビッたが、本人は生霊飛ばしてるのを意識してないそうだから、当人には云えなかった。つーか、こっちがまともに連絡をしなかったので心配して来てくれたんだと思う…。

電波なネタに聞こえるかもしれない。なんといわれても、そういうことがあったので、しかたがない(諦)

そういうわけで、心霊スポットと呼ばれる場所や、死者を侮辱するような話を平気でするようなひとには近づかないことにしているし、子供にもそのように教えている。

さわらぬかみにたたりなし。

でも、話を読むのは好きだったりする。上記のリンクの、説明のつかない話は純粋に面白い。上から飛べるところで、経営学の先生が「生まれ変わり」について真摯に研究しているサイトがあった。こんな本を書いてるかたらしい。

ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察

サイトを読みすすんでいくうちに、以下のような言葉にぶつかった。

「大切なことは、忍耐とタイミングだ。全てのことには時がある。人生をあせってはならない。人生は、多くの人々が期待するように、うまく予定通りにいくことはない。したがって、人はその時々にやってくるものを受け入れ、それ以上を望まない方がよい。生命に終わりはない。人は決して死なないし、本当は、新たに生まれるということもない。ただ、いくつもの異なる場面を通り過ぎて行くだけなのだ。」

―――-生まれ変わりに関する科学的研究の発展が人生観に与える影響について

生まれ変わりに際してアドバイスを与えてくれる指導者役の魂(日本で言うところの守護霊に近いようなものか)の言葉なんだそうだ。前世研究に使われる退行催眠に関しては催眠というよりは洗脳に近いとか、いろいろ問題があるらしいと聞くが…どうなんだろうか。門外漢なのでよくわからない。

生まれ変わりついてはふだんほとんど考えたことがない。けれど、あっても不思議ではないと思うし、最近…そうだな、最近、すこし思うところはある。今年になってからは精神修養と呼ぶにふさわしい日々を過ごしているのでなおさらだ(笑)

上記のサイトの見方に従うと、昨今よく聞く子供殺しの親たちは、与えられた試練を乗り越える修行に失敗してしまった心弱い魂、殺された子供たちは、親(の魂)を助けるために望んで短い人生を選んだ勇敢な志願者の魂ということになる。

 「お前たちは、強欲を克服することを学ばなければならない。もしもそれができなければ、それは次の人生に持ち越される。そしてその重荷は、ますます大きくなってゆく。一回一回の人生で借りを返しておかなければ、後の人生は、ますます困難なものとなるだろう。どのような人生を送るかは、お前が自分で選択しているのだ。だから、お前は自分の人生に、100パーセントの責任がある。自分で選択しているからだ。」

ううう・゚・(ノД`)・゚・ とにかく仕事探そう…。