OTEMACHI CAFE

先日書いたような理由であちこちに勤めた経験があるので「元同僚」とひとくちにいっても、いろいろな会社のひとがいる。今日は結婚の前後に働いていたところのひとたちと会った。ひとりは三つ年上のS女史、もうひとりは一つ上のN女史。彼女たちは同期入社組で、自分はS女史の下で働いていたのだった。二人とも子育てしながら働いているせいか、とても若々しい。ご無沙汰の挨拶とともに現況の細部のすり合わせさえ済ませてしまえば、むかしお昼をいっしょに食べていたときのように話が弾んだ。とはいえ、お二人ともそれぞれに、十数年前には想像もつかなかったようなプライベートな苦悩を抱えていて、時の流れを感じざるを得ないのも事実。普通とか、一般的とか、順風満帆とか、そんな人生はどこにもないのかも。自分もひとのことはいえないし。

中学生のお子さんがいらっしゃるS女史からは、私立中学の掟をいろいろと教えてもらった。働く先をちゃんと考えないと、保護者コミュニティで居場所を探すのが難しくなりそうだ。