あけまして。

新年になってすぐにそばの神社に初詣に出かけた。同じようにやってきた近所のひとたちで境内はにぎわっていた。篝火の熱と光がまばゆかった。暖房もなかった昔の冬の厳しさを思った。息子は、お参りのあとの甘酒をすごく楽しみにしていたらしい。もらった紙コップを大切そうに手で包んで、帰り道ずっと、ちびちびとすすっていた。

引いたおみくじは「末吉」。内容は以下の通り。

春くれば花ぞさくなる 木の葉みなちりて あとなき山のこずえに

他人と心通ぜずあらそいが起こります

なるべく自分の心をやわらかにして交際なさい

次第次第に運がひらけて幸が増します

あせってはいけません

願望 積極的な考え方をすれば叶う

待人 くるともおそし

失物 出にくい

旅行 病気に注意せよ

商売 不意の動きあり

学問 早めに目標に全力を尽くせ

相場 大ゆれにゆれる

争事 よろし さわぐな

恋愛 あきらめなさい

転居 さわがぬが利なり

出産 安心せよ 順調

病気 早めに治る 信神

縁談 二人ありてまよう事あり 心を定めよ

「何をするにも神様相手。神様をお相手に世のためひとのため、清い正しい心で尽くしましょう。神様は必ず正しいものに御味方くださる」とも。恋愛はあきらめたほうがいいってのには、ちょっと笑ったな。