insecta non grata

テキスト放置で更新。

人間の眼にはとても地味に映る花でも、虫には大人気のレストランとなることがある。ヤブカラシ Cayratia japonica の花がそれだ。庭に生える若い芽の駆除は大変だが、野外のものならば気にせず観察できる。別名ビンボウカズラ。いやな名前…。

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とにかく蜜! がセールスポイントらしい。

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ミツバチは常連。いつもぶんぶんにぎやかに飛んでいる。

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お会いしたくないヤクザ系のお客さま。しかも、数分の間にこれで三匹目。前の二匹には怖くて寄れなかった。この写真の個体は、こちらの頭上に突き出た庇ぎりぎりに咲いた花を物色するのに夢中だったので、おそるおそる撮影。

ハチの仲間は動きが激しいため、きちんと接写するのは難しい。というか、スズメバチ接写だけはもう厭だ。腰が引けて筋肉ががちがちに固まって、怖くてしかたがない。しかし、あんなによく見かけるということは、そばに巣があるんだろうか…。ヒメスズメバチ? 親指くらいあるのがぶぅぅぅぅーんと飛んでいくのを見送って憂鬱になった。

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今年のカミキリはゴマダラカミキリのご遺体からスタート。さみしい。どうしたんだろう。