虫食む人々の暮らし、物語の役割

ラノベが続いていたのですこしノンフィクション系に戻そうと思って下記二冊を並行読書。ラノベは漫画と同じようなスピードで読めて、いったん読み癖がつくとどんどん買って際限なく消費してしまうので(お菓子を買い食いして食べる感覚)、財布への打撃が大きい。そろそろpaseyoさんにお借りしたエルリックに行こう。

虫食む人々の暮らし (NHKブックス)

虫食む人々の暮らし (NHKブックス)

虫が好きだというと、観察するのではなく、食べる方面に話をつなげたがるひとがときどきいる。あれは猫好きに三味線に張る皮の話をしたり、ゴリゴリの愛犬家に赤犬鍋の話をふるようなものだと思う。あまり気分がよろしくないのだが、たまにはかたいこといわずにそっちからアプローチしてみるかと思って購入してみた。

著者の体当たり研究につりこまれてしまう良書である。虫にも旬があって、美味しく食べるためにはちゃんと中身をしご…(以下公序良俗の為に自粛)

追記:イラストを担当された方のブログモパニムシストラップが渋い…。

物語の役割 (ちくまプリマー新書)

物語の役割 (ちくまプリマー新書)

小川洋子さんの作品が好きなので、創作の秘密など覗いてみたくなった。

漫画といえばこちらも読了。

バーテンダー 9 (ジャンプコミックス デラックス)

バーテンダー 9 (ジャンプコミックス デラックス)

ONE PIECE 47 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 47 (ジャンプコミックス)

バーテンダー』の「どれだけ長く生きるかではなく、どうやって生きるか」が大切という話に、深くうなずいてしまった。やることやらないとな。