に お い で わ か る の か。

ネットで読んだことについて書くときはカテゴリ「本日の拾得物」に区分することにした。雑記でもいいのだけれど、大雑把すぎるので。

あまりに笑えたので今日はこれ。夏に投稿されているので鮮度は古いが。

http://anond.hatelabo.jp/20070704204954

処女がにおいでわかるって…どこのヲヤヂ雑誌の薀蓄を拾ってきたんだろう。処女のみが発散する化学物質があるとでも? 漂わせている雰囲気のことを云っているのだとしても、モテ姫たちの恐るべき手練手管のうちには「相手の望むように自分を完璧につくろう」スキルがデフォルトで含まれているから、簡単にだまされてしまうよ。むかし人から聞いた話だが、そういうモテ姫たちは、赤子の手をひねるようにして男性を虜にしてしまうそうだ。「おっそろしいような性格のやつがいちばんいいオトコをさくっとゲットするんだよね。そのスピードったらすごいよ」と彼女は云っていた。自分のような地味なヲタクのバツイチには想像もできない世界があるらしい。

書き手は、こっけいなくらい処女にこだわっているので、若紫育成的調教幻想の一種というか、こういう女の子が嫁にほしい若い男性なのだろうか。

しかし、古くからの財産持ちの家なら同じ階層の中で親掛かりで結婚相手を探すことが多いから*1、結婚サービスに登録しても彼らとめぐり合う機会は少ないだろう。とくに格式と世間体を重んじる家の場合、水商売などで働いた経験がばれた場合、それが年配の親や親戚によってどう査定されるかはちょっと考えたらわかると思う。

初婚で玉の輿というよりは、若くて子供が産める再婚相手を探している四十代以上のお金持ちの男性をゲットするには役立つ指南かもしれないな。

ほんとうに玉の輿に乗りたければ、自分を磨いた上で、そういうクラスのひとたちと日常的に接する仕事を選ぶのがいちばん現実的だ。ちなみに上記のおそるべきハイパーモテ姫たちも、彼女たちの武勇伝を自分に語ってくれたひと(彼女もスタイルのよい美人さんだ)も、某航空の客室乗務員だった。

ちなみに、覚醒剤使用中かどうかは、プロが嗅げば本当に匂いでわかるらしい。いま、女優の息子の三度目(二度目かと思ったら違ったので訂正)の逮捕を報じるニュースでそう云っていた。

*1:家族の知り合いだった富豪宅の娘さんは大学時代から数十回お見合いして親のお眼鏡にかなった資産家と結婚、息子氏は共通の知人の紹介で出会った大会社令嬢と結婚したと聞いた。彼らの結婚式では湯水のようにドンペリが消費されたという。もぐりこみたかったな…