The Jennifer Morgue
『残虐行為記録保管所 The Atrocity Archives』の続編情報を探しに作者チャールズ・ストロスのサイトに飛んで、ブログまで読んできた。ネットって便利。
で、続編はこちら。
The Jennifer Morgue: Book 2 in The Laundry Files
- 作者: Charles Stross
- 出版社/メーカー: Orbit
- 発売日: 2007/09/06
- メディア: ペーパーバック
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タイトル「Jennifer Morgue」は、海に沈んだオカルト装置のコードネーム。このいわくつきの装置の引き上げを企むCIAに待ったをかけるのが、われらがIT屋兼エージェントのボブと同僚たち。もちろん大活躍中の経費の領収書も残らずそろえておかないと<古きもの>より怖いランドリーの監査役が黙ってないぜ! みたいな話だと、めりけんあまぞぬのレビューに書いてあった(笑)
話中で引き上げに使われる実在の船 Glomar Explorer は、フィクションではクランシー『レッドオクトーバーを追え』やアーサー・C・クラーク『グランド・バンクスの幻影 The Ghost from the Grand Banks』、カッスラーの作品などにも登場しているようだ。wikiによるとこういう船である。
USNS Glomar Explorer (T-AG-193) is a large ship currently being used as a deep-sea drilling platform. The vessel was built for a secret operation, Project Jennifer, by the United States Central Intelligence Agency to recover a sunken Soviet submarine, K-129, which was lost in April 1968.
タイトルを見ればわかるとおり、今回の話はこのソヴィエト潜水艦引き上げ秘密計画 Project Jennifer をベースにしているのだろう。プロジェクト・ジェニファーについてはwiki参照。
さあこれで予習完了。ワンクリック? もう済ませました(泣)