「軽く紹介するための10本」っていうけど難しい。

終始一誠意―薬オタが非オタの彼女に薬学の世界を軽く紹介するのための10個の薬剤

http://d.hatena.ne.jp/yun__yun/20080804/1217868271

薬剤師ではないけれど、すこしだけそっちの業界にいたのでウケた。

10個目に、市場に出た薬がたどる運命を説明する形で、抗潰瘍剤などを入れてみても面白いかも。会社の主力だった処方箋薬がOTCになって、そのあとは…みたいな。業界外の人たちは薬にも流行りすたりや栄枯盛衰があるとか、あんまり知らないから。元広報屋の立場としては、サリドマイドを入れたい。奇形を生み出す悪魔の睡眠薬抗がん剤として復活したいきさつは、わりと良い話になりそうだ。創薬技術がわからないからどうしてもこういう選択になる。ぬるいな(笑)

この記事はアニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本のテンプレートに則ったらしく、リンク先の匿名ダイアリーページの下方を見ると、ほかにもいろいろなパターンがあって面白い。

しかし自分の守備範囲である「虫オタが非オタの彼女に虫の世界を軽く…」というのはすごく難しい気がする。ネタが虫では紹介する前に逃げられると思う。また、一般的な同性の生理的な嫌悪の対象になるものを喜んでいる自分では、すっかり目が曇ってしまっていて、適切な選択ができない。蝶が飛んでくるだけで逃げるひとがいるし orz