国宝 阿修羅展

入るまで70分待ち。入っても人だらけ。聞きしにまさる大混雑だった。

阿修羅と八部衆十大弟子の皆さんには数年前の奈良小旅行のときにお目にかかっていたのだが、四天王ズは修学旅行以来。雄々しい立ち姿に萌えた。それぞれの足元で思い切り踏まれている天邪鬼のトホホな表情はよく覚えていたが、四天王のおっさんたち、あんなに格好良かったっけ。若い頃に触れたものに年を重ねて再会すると新しい発見があるというのは、本当らしい。細部までくっきり刻まれた鎧の飾り、なびく袖、生き生きとした表情に長いこと見とれてしまった。