スター・トレック Star Trek

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迷宮入りの難事件を何十年もの時をへだてて解決するアメリカの刑事ドラマ『コールドケース』を観ることがある。登場人物の、事件当時の若い頃と、現在のそれなりに老いた姿は、もちろん老若それぞれの俳優が演じているのだが、その顔、ふとした表情が息を呑むほど似て見えて、びっくりすることがある。キャスティング担当のお手柄なのだろう。

この映画でも、USSエンタープライズ号トリオ、すなわちカーク、スポック、ドクターの若いバージョンに見とれてしまった。

テレビシリーズは、熱心なファンだった友達につられて再放送をときどき観ていたくらい、観た映画も数本と、エンタープライズのプラモや宇宙艦隊のカレンダーを飾っている相方に比べると、情けないくらいお粗末なファンである。しかしツルモトルーム版『スターログ』などを読み続けていた関係で、スター・トレックおよびスター・ウォーズ旧三部作には当時の興味の範囲を超えて詳しくなってしまっていたらしい。観ているあいだに、旧作の設定や、楽天的で、ちょっと大風呂敷広げすぎとも思える話の雰囲気を思い出して、齟齬を感じることなく楽しく観られた。*1

続きがあるならぜひ観たいw

*1:コバヤシマル・テストなんて言葉はこの数十年思い出す機会がなかった。士官候補生がいきなり艦長に、のところだけは「ファーストガンダムですか」とツッコミいれたくなったけれど、まあ、いっか。