2006-09-26 邪魅の雫、など。 本 仲間はずれをさがしましょう。 …どれもジャンルとしては同じ気がする。すなわち、本当に怖いのは怪物ではなく人間、とか(笑) 冗談はともかく、ひとの亭主を寝取る若い女性と、浮気を楽しむふつうの人妻が出てくる真ん中の本は、どこのホラーだよと思うくらい後味が悪かった。女性に受けのいい、淡白な恋愛小説のはずなのに。相性がわるかったらしい。『独白する…』のほうが潔くグログロで、なんというか正直で好感がもてた。 残業で眼が痛いので、『邪魅…』はとうぶん積読か。