年寄りのしるし。
運動会で一日が蒸発。降りつづけた雨の晴れ間の陽射しはきつかった。ハードル競争のときにディープパープル『ハイウェイ・スター』が大音量でかかった。ちょっとウケた。
子供の友達K君のパパは四十代前半。彼は、先日職場の人たちとカラオケに行ったとき、入社二年目のワカモノくんに「Kさんは、オレンジレンジなんてバンドは知らないでしょう?」と云われたそうな。ぷ。K家は邦楽をよく聴く家だし、小学生以下の子供たちがいたら、そのあたりの音楽とは無縁ではいられない。。子供たちは流行り歌に敏感だし、好きだ。今日も平井堅や大塚愛の曲で踊っている学年がいた。
邦楽に興味がなければ年が若くてもバンド名などよく知らないだろうし、年がいっていたとしても、もともと邦楽を聴いてきたひとのアンテナには、次々と湧き出るヒットバンドの情報がひっかかるものだ。年がいってるってだけでもう知ってるわけないと思ってしまうのが若さの証明かしらね、とK夫人が笑っていた。
つーか、加齢による差が如実にあらわれるのはそのあたりじゃなくて、ジャニー■系の若手やハロプ■系グループの構成員の個体名が記憶できなくなるとか、そこらへんだと思う。しかもELLEはてっきり外国バンドだと思っていたし。そろそろだめだ…。
昨日の帰りに買ってしまった。子供の前で聴けない歌詞満載なので自室でこっそり聴く。そろそろ音楽携帯機械を新調しないとかな。職場でも仕事中に音楽を聴いているひとは多い。自分も、以前翻訳仕事をしているときにはずっと聴いていた。だが、それが原因で耳の可聴域を狭くしてしまった(ひとの話し声が低いと聞き取れなくて苦労する)のと、仕事の転換でやむをえず聴くのを辞めてからしばらくの間、ドラッグの退薬症状に似た苦痛を感じたので、イヤホン使用再開にためらいを感じている。世の流れにそむいて iPod などの携帯プレイヤーに手を出さずにいるのも、そのせいだ。さて、どうしよう。
巷で人気という灼眼の某というラノベも立ち読みしてみたが、文章が合わなくて生理的にだめだった。ここらへんでも歳を感じる。有川浩氏の『図書館戦争』が読みたい。