ちょっと帝都まで。
むかしの後輩が手がけた市民歌劇を観にいった。ぜんぶ手作りの、温かいオペレッタだった。好きな演目だったので、なおさら心地よかったのかも。
友人が見つけてくれたここで腹ごしらえしていった。牛もつのおじや、抹茶ブラマンジェ、黒糖のプリンを頼んだ。いずれもおいしかったのだけれど、友人たちとの話の内容が明るい店内にものすごくふさわしくなかった。検死ネタとか指紋判別とか死体の始末の仕方とか、「ヒガシノ直木賞ゲットすなわちジュンイチ・ワタナベ・イズ・デッド?」問題とか。口に出して話せる相手が限られている話題だが、この仲間うちなら間違いない。というわけで大変盛り上がった。*1
『天帝の…』は800ページの三分の一のところにきた。やっと事件が起きた。
- 作者: 岸久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 文庫
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バーとはどんなところかを易しく教えてくれる本。
著者は日本人として初めて世界カクテルコンクールに優勝したバーテンダー氏。
*1:例えば、「CSI」で検索マッチング画面に示される採取指紋とそのとなりのデータベース内の指紋の形が完全に同一である件について。「マッチング用の採取指紋は当然、完全な形である必要はない。」というのがなぜかそちらに詳しい友人の回答だった。画像解析時に拡大画面がより鮮明になる矛盾などについてもツッコミ炸裂。