元素番号84。
早朝、部屋に押し入ってきた暴力ニート猫にしつこくいやがらせをされて、しぶしぶ起きて餌をやった。寝直すとどうして必ず寝坊するんだろう…。
猫には息子の趣味でフランス菓子の名がついている。アプロとつければよかったのだ。*1
息子を塾に送ってから、彼の依頼で買った本。
- 作者: 富永裕久
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 単行本
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クラスメートH君が読んでいて、面白そうだったので欲しいが、タイトルはわからないという。「周期律のアレでね」「一ページに元素一種類の説明が載ってた」「あの雑学シリーズの本だよ」*2というキーワードで探した。
低学年だった頃にも、そのH君が隣の席で国旗の本を読んでいて(授業中に読んでいたらしい…)覗いたら面白かったから同じ本を買ってくれといわれたことがあった。ふだん一緒に遊んだりする関係ではないようで、~と遊んだという話のときには名前が出てこない。しかし読んでいる本は気になるのか。面白い。
ロシアの露連邦保安局(FSB)元中佐リトビネンコ氏の暗殺に使われた毒、ポロニウムを探してみた。元素番号は84番。ちゃんと周期表を覚えなかったのでぜんぜんわからない…。
発見者のキュリー夫人は、この元素に、祖国ポーランドが帝政ロシアから独立できるようにとの願いをこめてポロニウム(ポーランドのラテン語名はPolonia)と名をつけたそうだ。くわしくはこちら。
ポロニウムの毒性は元素のなかでも1、2を争う。人体への安全負荷量は7pg(ピコ。ピコは1兆分の1)だというが、これは猛毒といわれるシアン水素の約1兆倍の強さにあたる。 (p.262より)
体内から摂取したときにのみ、この激烈な毒性が発揮される。世界で最初にポロニウムの分離に成功したキュリー夫妻の娘イレーネも、少量摂取してしまったために白血病で亡くなったらしい。アルカロイドや神経毒など動物由来の毒については趣味や仕事の関係でなじみがあるけれど、無機物が発する毒のことはよく知らないのでこういうネタは興味深い。
棚を流していて見つけた自分用はこちら。
- 作者: 漆原友紀
- 出版社/メーカー: 講談社
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- メディア: コミック
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わーい。また積読が。ううっ。