2007-03-12 ■ 本 久世光彦『美の死』を読んだりして、ちょっと美徳的によろめいていたに違いない。赤江瀑の短編集を買ってしまった。 花夜叉殺し (光文社文庫) 作者: 赤江瀑 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2007/01/11 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (14件) を見る 腐る前の肉はいちばん美味いと云うが、赤江作品にはそんな印象がある。いっしょに買った月刊誌『Coyote』(特集は星野道夫氏)が夏のアラスカの空みたいにクリアに澄んでるとしたら、こっちは覗くのもはばかられるあかずの間の薄暗がり。 くたびれた。