これから読む本と読みたくなった本。

■17:54

チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌

チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌

amazon掲載の「出版社からのコメント」

人類、放射能、野生動植物。最後に残るのは何か。

草の根一本生えないと思われていた、原子力発電所の周辺地域には、動物の棲息する森が出現していた。しかし、いまなお土壌や水系は汚染されている。動植物に、何が起こっているのか。ウクライナベラルーシの立ち入り制限区域に棲息する動植物を紹介し、放射性核種がいかに巧みに食物連鎖に忍び込んでいくかを詳細に報告。また、爆発を起こした原子炉を覆うシェルターは老朽化し、新しいシェルターの建設が急がれるのに予算が足りないなど、20年が過ぎ、世界から忘れられつつあるチェルノブイリの現状を訴える。

腐海ですか? というのはおいといて、ものすごく読みたい。さがそうっと。

■14:58

ロシア語講座を聴いてから出勤。

『厭魅の如き…』はあと三分の一。でもこのあと平山瑞穂氏の『ラス・マンチャス通信』(新潮社)が待っている。(むかしこれを探しにいったがみつからなくて、かわりに平山夢明氏の『独白するユニバーサル横メルカトル』を買ってしまったことがある。ヒラヤマ違い。)

はやく『ハンニバル…』に行きたいのだが、上記二冊とも図書館の本なので期限を気にしてさらに焦るというおまけつき。でもこういうニンジンや鞭がないと、まったり読んでしまっていつまでたっても積読が捌けないから、ちょうどいいかもしれない。

よせばいいのに本屋を偵察。一度だけ観たアニメで気になっていた『BLACK LAGOON』を一冊ずつ買い始めようと思ったのに棚になかった。あまぞぬでヲトナ買いのほうが楽か。

『ヴォイニッチ写本の謎』(青土社)も見るたびに欲しくなるので困る。結局、星川淳『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』(幻冬舎新書)と野村進『千年、働いてきました---老舗企業大国ニッポン』(角川oneテーマ21新書)を棚からさらってきた。

前者は有名な環境団体エンドウマメ(違)の偉い人になった著者の考え方を聞いてみたかったので。星川氏は以前『ベーリンジアの記憶』というフシギな感じの本を出していたはずだが、この新書の略歴のにそのタイトルはない。黒歴史?*1

後者は、まえから「老舗学」が気になっていたので。本のさわりを見たところ、ヒゲタ醤油はなんと1616年創業らしい。ガリレオが裁判受けたり、家康が亡くなったりしている頃だ。すごくないかその息の長さ。

*1:というわけでもなく、たぶん数十冊を数える著書の多さから省かれたのだろう。