すこし涼しくなった。
蚊に対する献血地獄を避けるために、Tシャツからむき出しになった腕に、車の運転時に使っている黒い長手袋(日焼け防止用のアームカバー)をつけて出発。指先はないタイプなのでカメラの操作などに支障はない。クーラーのきいた車内ならともかく、外ではぴったりとひっついて暑いのが難点だが、日差しと蚊を避けるためだと思えばなんのその。
サクラの樹にとまったミンミンさん。カメラを向けているとだんだん横にカニ歩きでずれていくため、ぶれてしまって何度も撮り直し。移動中もミンミン鳴くのはやめない伊達男。
アブラさん。こちらは無言。
ミンミンさんのそばに飛んできた小さなガ。体長約1センチ弱。擬態は完璧で、飛んでくるところを目にしていなければ樹皮の模様としてスルーしていた。
手ぶらのサキグロムシヒキ。
ヤブカラシの蜜を吸っていた、頭隠して尻隠さずのカメムシ。
ガのお子様。毛の具合から云って、おそらく触るとやばいタイプ。
このまえも同じ種類を見かけて写真に撮った。やはり糸をわたっていくところで、藪を背景にして目立っていた。
ぷっくりして、なんかオバサンくさい。
セスジスズメのお子様。体長二センチ弱でとても細い。もう一匹、すぐそばの葉裏にいた。
アオバハゴロモがずらり。指を近づけるとみんなあわてて横にずれて知らん顔をする。