モテ願望遺伝子非発現型個体による蛇足。

洗濯などしていたら、今日午前中の用事をすっかり忘れていた。ショック。再検査の準備があるので午後からはどっちにしろ出なくてはならない。今からジムに行けばまにあうかな。検査終わるまで物事が手につかないというか、落ち着かないぃぃ。

きのうのエントリを読み返した。

バーに行って、量はともかくとして飲みたいように飲むような酒好きも、非モテの必要条件を満たしてしまっているようだ。止まり木から降りるのを手助けてしてもらって嬉しい♪とか、ドリンク選んでもらわないとわたしぜんぜんわからないの(上目遣いでお願いします)とか、そういう理想女子的行動様式を自覚的に駆使できたら、楽しいに違いない。*1戦略的には目当ての異性を落とすのにも最適の方法だ。リードしたい側とリードされたい側のニーズがベストマッチして、あくまで落とされたふりで落とせるわけだし。

発想が黒いだろうか?

しかしその黒さをもたない天然のままでは、モテ系への道は遠い、というのは身近な実例を見て学んだ。

モテ姫たちは年齢にかかわらず、異性の気を惹くことに関しては素晴らしい技術を持っていて、さらにそれを使うことにこのうえない喜びを感じるのだ。しかも、水面下で水を掻く白鳥の如き秘めた努力や周到にめぐらせた策を、相手にぜったいに気づかせない。磨き上げられた匠の技といえよう(なにが)。

自分も本や酒に注ぎ込むエネルギーのちょっとでもそっちにまわせたらよかったんだろうが、なにぶんモテ道を究めることにまったく興味がもてないのでぜんぜん無理だった。モテか非モテかは、努力して*2モテている自分を思い描いたときに「ビバ自分」と感じるか、「えー、なんか面倒」と思うかで決定されるのだろう。なんかもう、遺伝子レベルというか。

バーにはなるべくきちんとした恰好をして出かけることにしているが、それはモテのためではなく、自分の精神衛生のためだ。恥ずかしいような服では胸をはって大酒が飲めない。

ああ、オサレな駆け引きはもう結構。年取るといろいろと範囲外になってくるのでものすごく楽。 *3

ジムに行ってこよう。*4

*1:例えば、帆掛さん。

*2:努力しないでモテるひとはいない。彼女たちはものすごく努力して自分を磨いていた。そういうところを見ないで「モテていいなあ」というのはお門違いだと思った。

*3:しかし創作でそういうシーンを書くのは楽しいので、自分が当事者でさえなければそういうのを面白いと思う思考回路は備わっているらしい。

*4:ジムトレーナーの中にも、結婚指輪がはまってるかどうかチラ見するひとがいた。視線を不自然な方向(左手方面)に下げるのですぐわかる。なんか関係あるのか?