この世は不思議なことばかり。

今日は留守番でカンヅメ。PCに向かうことができた。

怖いものを見たいとはちっとも思わないが、そういう話を聞いたり読んだりするのはなぜか好き、ということもあって、ときどき出かける「死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?」で「師匠シリーズ」と呼ばれる有名な連作を読んできた。

工事中の台所の横でだらだらと汗をかきながら読了したのだが、実話とも創作ともつかないうさんくさい雰囲気でおもしろかった。

掲示板スレでは、有栖川氏の「学生アリス」シリーズに構成がちょっと似てないか? とも書かれていて、ちょうど自分もあれを想起しながら読んだところだったので思わず肯いてしまった。

最新のエピソードである「田舎」が、緑深いK県を舞台にしているのはオカルトに詳しいひとならすぐにわかるはずだ。でも…あそこはマジで洒落にならない。その類の話をこの夏にも聴いたばかりである。古い禁忌に触れるようなことはしてはならないのだと、彼女たちの話を思い出すたびに自分を戒める。

さ、怖い話を読んだあとは楽しくみんなでごはんを食べてこよう。となりのうちで精進落としだ(逃)