May the Force be with you, Ms.Hayakawa.

寒い。きのうの外出とそのあとのすったもんだで、風邪がぶりかえしてしまったようだ。喉ががらがらである。

中途半端に片付けた部屋を放置して、買ってきた『SFマガジン』を広げ、早川さんを眺めていた。ああ、こんなところでテンパって…ふびんな子。

最近行った書店のどこでも、単行本を置いていないところはなかった。少し大きめのところだとちゃんとPOPも立って、平積みの中でも目立っていた。夢のようだ。全国の津々浦々できちんと本が流通する。それが商業デビューの恩恵なのだが、その商業ベースに乗るだけの底力を持っていなければ、デビューはありえない。価値を見抜くプロの目はそれだけの厳しさをもっている。

前に書いていたネット界隈でもデビューしていくひとたちを嬉しく見送ったけれど、書き手さんと直接やりとりしたのは今回が初めてだった。単行本発売とSFM本誌進出を果たした今月末をもってバナー掲載はおしまいとするが、これからも応援していく気持ちに変わりはない。