古代魚展示@「食と農」の博物館(世田谷区)。
五時半に起きて今は電車の中。今日の模試会場は『もやしもん』の舞台といわれる某農大の併設中学校*1である。大学の施設ではいま古代魚の展示をしているらしいので、説明会の後に見に行ってみようか。寒くて眠い。
到着後、会場に入っていく息子を見送ってから大学のホールで説明会を受けた。今までの学校と違って、各座席の背中に引き出し式のテーブルがついて、資料を載せて書き物ができるようになっている。学会などではこれが活躍するのだろう。
テストが終わるまでキャンパス内をひとめぐり。
日曜なので学生さんの数は少ない。建物にいちいち理系っぽい名前がついているのが文系人間には目新しい。
目指す大学付属の「食と農」の博物館は大学正門から出てすこし歩いたところにある。設計は隈研吾氏。*2
「今を生きる古代型の魚たち」は一階で開催。展示された種類はさほど多くはないが、大切にされているらしい肺魚たちの巨大さには目を奪われた。丸太みたいに胴体がどっしりした立派な個体ばかりだった。写真がうまくとれなくて残念。
パイクやポリプテルスもいた。オルナティピンニスとモケーレムベンベ、ビキールとエンドリケリーが混泳。ロイヤルナイフはぴらぴら泳いでいたが、エレファントノーズはみな物陰で昼寝中。バタフライフィッシュことパントドンたちは固まったまま水面にただよっていたので、三角の胸鰭がよく見えた。
出口からそのまま、隣接のバイオリウムに入った。マダガスカルの動植物を集めて研究しているとの由。硝子張りの温室に入るとむぅっと獣くさくて、動物園にしばらくいってないのを思い出した。
にぎやかなブラウンレムール。
ワオキツネザル。尻尾がいつも持ち上がっててえらい。
昼寝しているヤエヤマアオガエル。
カエルを見てテスト疲れを癒す巨大な小学生。背中しまえよ。
博物館前のけやき広場では東京都の「食育大運動会」なる催し物を開催していた。おしりかじり虫ショーやNPOのブースに近所の親子連れが遊びに来ていた。これは牛の乳搾り体験。牛さん、空気の悪い都会まで出張おつかれさま。
このあと、息子を髪切りに連れて行ったり、彼の初めての眼鏡をつくったりして、帰宅は五時過ぎ。早起きすると一日がほんとうに長い…。