2日目

ディクテーション 10min.

ビジネス英語を選択したら、朝から「I lost a lot of money on the stock market.」なんて文章が出現。だがこれはアタマの底に沈殿した英単語の濃縮ヘドロをかきまわす作業なので、なんでもいいのだ。簡単なフレーズを幾度もくりかえし聴き、発音することで、自分の中に聞き取れる/話すことができる英語フレーズを蓄積する。日本語ではなにげなくやっていることだが、英語ではこれをおこたってきた。翻訳は即時のレスポンスを求められない仕事なのでこれが不得意でもなんとかやってこれたのも、ここまで放置してしまった理由である。

ビジネスや旅行などではなく、専門領域や用語を耳で聞きたければ、下記のようなサイトからポッドキャストをひろってきたほうが役に立ちそうだ。

iPodじゃなくても聴けるのか。知らなかった<買う予定がぜんぜんないので無知のかたまり

サンディエゴ大学の講義@ポッドキャスト

http://podcast.ucsd.edu/

上記から選んだ細胞生物学 Cell Biology の講義を流しながらこれを書いているが、ベーシックでわりと聞き流しやすい。もともとやっていたのが医学翻訳で、出てくる単語になじみがあるからか。*1専門外のGame Theory とかSign Language and its culture の講義になったら、知らない単語ばかりで聞き通すのが大変かも。

立ち読みした英語本のなかには「テレビをどうせ見るなら英語で」という指南もあった。つまり生活の中でどれくらい英語に意識的に触れられるかということだ。

ふだん使わない言葉を使えるレベルまで引き上げるのって難しい。

*1:原書を読んでいるときに手術や解剖シーンだと読むのが異様に速くなるという弊害も