なにものでもない人間の自戒。

ネットで遊んでいると、さまざまな才能があるひとたちがそれぞれのブログやページに、庭の花を管理するようにして美しい作品を咲かせているのをかいまみる。

すっかり魅せられて見とれているうちに、だんだん自分も何事かを成し遂げられるような気分になるときがある。

そういうときは、PCの電源を落としてネットから離れる。

身の程を忘れてはいけないと思うからだ。

ここで展開するような話を誰とするでもなく、子供の世話をして、猫に餌をやって、家事を片付ける毎日が自分の本分だ。だがネットにいると目が眩む。自分も何かできるのではないかと勘違いして、一種の全能感に足元をすくわれそうになる。

やりたいこと、やらなければいけないことを見失わないようにしないと。