魍魎の匣

原作とは別物だと腹をくくって見に行ったら、わりと楽しめた。背景がもろ中国だったりするのは笑ってスルーの方向で。探偵が小説家を「関君」と呼ぶのは原作まんまだが、古本屋と小説家は大学の先輩である探偵を「君」と呼ぶことはないので(たいていは「あんた」とか「榎さん」とか)、そこが気になった。刑事の扱いがかわいそうなことになっていた。一味の他のメンツとの絡みが少なかったのはミヤサコ氏のスケジュールが合わなかったせい?