服を買う。

先日、出かけたついでによそゆき用の服をみつくろってきた。

必要になったときにあわてて探しにいっても良いものを見つけるのは難しいので、時間があるときにこうして見て歩くのだ。近頃は本屋とビデオレンタル屋とスーパーマーケットと野原と子供の学校しか行っていないので、この季節らしい色鮮やかな服が並んだ店を渡り歩くのはひさしぶりだった。

その界隈に行ったときは必ずのぞくショップで、生地の優しい光沢と感触が気になったチョコレートブラウンのワンピースを試着。知らないブランドだったが、バーニーズなどに出ている舶来ものらしい。上品なラインが気に入ったのと、サイズもぴったりだったので購入。こういう清楚なデザインの服が着られるのもあと数年か。いまのうちだw

このまえ髪を切りに行ったときに、二十代前半層向けのファッション誌『PS』を読んだ。待ち時間中に店員さんから差し出されたのが『CLASSY』と『25ans』と『PS』で、選びあぐねてちょっと困ってから、好奇心に負けて一度も読んだことがなかったPSにしたのだ。タイトルはプリティスタイルの略らしい。プ、プリティっすかー、そうですかー、当方プリティからは百万光年隔たってますが、と気後れしながらページをめくったのだが、自分の世代からは想像もつかない、けれど可愛らしいコーディネートが面白かった。*1

これまでいつも仕事に着回せるようなコンサバ系ばかり着てきた。色も茶や黒が多い。これからはどういうラインで行こうかな。金ボタンが並んだ黒いスーツを着て黒のファーつきロングコートをはおっていても、月刊『むし』を立ち読みしたりするので、何を着てもだめかもしれないが。

*1:ふだんはファッション誌なら『Domani』『Oggi』や『VERY』『STORY』を渡されることが多い。ときどきは怖いもの見たさで『NIKITA』(艶女と書いてアデージョと読ませるアレ)を指すことがある。服云々から離れた内容なら『SWITCH』『オレンジページ』『クロワッサン』『サライ』『BRIO』『Esquire』が好み。最後の二つは男性誌だから持ってきてもらえないけど。