ドレスデン・ファイル2 狂った月

ベッドに入ってなんとなく読み出したら止まらなくなって、そのまま読了。眠い。

主人公が、シカゴで電話帳に載っている唯一の魔法使い wizardとして事務所を構え、拳と銃に加えて魔法を武器としていること以外はまったくのハードボイルドタッチのこのシリーズ、本国ではとても人気があるようだ。あまぞぬusaでチェックしたら十冊近く出ている続刊のどれにもお星様がキラキラしていた。

一冊目を読んだ時は翻訳文章があまりしっくり来なくて、続きに手を出すのはもうやめようと思っていた。今回もいきなりの誤植があって目玉が飛び出したが(×起こる→○怒る、だったと思う)、読み出してしまうとテンポの良い海外ドラマみたいなノリに引きずられてしまう。

主人公ハリー(同名の有名な魔法使いと何の類縁関係もない)は、前巻でも傷ついてふらふらしていたが、今回もフルボッコ。しかも相手は狼男(笑)よく死なないもんだ。ニコラス・ケイジ製作総指揮による実写ドラマのほうは観たことがない。『スーパーナチュラル』のような感じなのだろうか。

三作目は『Grave Peril』、幽霊退治から話が始まるようだ。翻訳は出るんだろうか。いざとなったら原書でもいいや。

Grave Peril (Dresden Files)

Grave Peril (Dresden Files)

Summer Knight (Dresden Files)

Summer Knight (Dresden Files)

紹介によると三作目でやったことが裏目に出て、四作目では大変なことになるらしい。いいなあ。主人公が窮地に追い詰められる話は好きだ(サド