刺青とヌードの美術史

刺青とヌードの美術史 江戸から近代へ (NHKブックス)

刺青とヌードの美術史 江戸から近代へ (NHKブックス)

まだ読みはじめだが、とても面白い。

幕末から明治にかけて見世物用に作られた生人形(いきにんぎょう)の話題についても触れられている。北森氏のミステリ、冬狐堂のシリーズで取り上げられていたのを見たきりなので、がぜん本物を拝んでみたくなった。名工松本喜三郎の「谷汲観音」は熊本の浄国寺所蔵。彼が製作した精緻を極める男女ひと組の貴人像は、スミソニアン自然史博物館に収められている。本物をみてみたーい。

参考:

大阪歴史博物館 平成16年 特別展 

「生人形と松本喜三郎」展 

http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/index.html