The Name of the Rose

仕事帰りに、行き場を失くした薔薇を拾った。

物憂くマッチョなハードボイルドならばこの書き出しから違う方向に話が発展するのだろうが、あいにく薔薇は薔薇、若い娘の比喩ではなくて、えーと、寝不足と疲労のせいで何を書いてるんだか自分でもよくわからないがスルーの方向でよろしく。<日記書いてないで早く寝ましょう

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英国の名門薔薇園で生まれたイングリッシュ・ローズで、品種名はTeasing Georgia。「思わせぶりなジョージア」とでも訳すのか。花色は柔らかなあんず色、カップ型の花が次々と咲くらしい。2000年には薫り高い薔薇に贈られるHenry Edland賞を受けている。

このままでは部屋の片隅で枯れるにまかせて、あとは捨てられるばかりと聞いたのでかわいそうになって引き取ったのだが、薔薇を育てた経験はない。植える場所をどこにするか、それとも鉢植えにするのか、そこから考えないと…。

眠い。今夜はもう限界だ。ベッドに引き上げて、緑したたる庭に咲きこぼれる薔薇の夢をみよう。