朝の電車。

乗る車両に気をつければ、わりと高い確率で座れる。周囲の勤労族のように寝ることはあまりしない。本をひろげるか、せっかくのまとまった時間なので翻訳作業にあてる。あるいはこうして雑記を書く。

先週末、海外部署のサーバがどうにかなってしまったらしく、こちらに入ってくるはずだった仕事の流入がストップした。ネットワークが復旧した月曜は凄まじい量の仕事が雪崩れこんできた。悪夢のキャリーオーバー、当たったら残念賞。作業量が普段の数倍あるとさすがに息つくひまもない。残業して帰ってからは翻訳。週末に来ていた件にくわえて、昨日の朝にさらに上積みされていた。やる気はあるが時間がない。朝御飯も食べずに家を出ていつものドトールに寄ることにした。カフェで勉強するひとたちの感覚が、最近やっとわかってきたような気がする。

目の前に水玉柄のフレアスカートで仁王立ちのお嬢さんを見上げたら、『NARUTO』の単行本を読んでいた。カバーなしとは大胆な。