片手の友、蘇生す。

携帯の具合が悪くなってきた。先週から、フル充電してあっても三回くらいメールをやりとりすると、青息吐息になってしまう。裏を返してよく見ると、劣化して膨張したバッテリがカバーをぱんぱんに押し上げている。これでは充電中に爆発しかねない。仕事を早々に切り上げていつも行く店に走った。去年の来店日から数えてあと数日待てばサービスが云々と説明されたが、時間がなくて次に来られるあてがないのでバッテリーを換えてもらった。年一回の蘇生儀式である。ウェブアクセスのために別の手段も携行してはいるが、片手入力ができないのでこちらはもっぱら閲覧用。車内の雑記書きには、この携帯がいちばん。とはいえそれなりに年数は経っているので、店のひとにはサドンデスもありえると云われてしまった。すくなくとも年内はがんばってほしいのだが、念のためにデータをバックアップしておこう。