すこし慣れたような気がする。

毎月恒例、新幹線タイム。後ろに並んでいた若いサラリマン君が電話先の家族に告げた到着時間で、彼が帰る先が分かった。岡山か。遠いな。胃の調子があんまりよくないから、ご飯に納豆くらいでいいよ、と云っているのが聞こえた。ふむ、白飯に納豆では待つ側も腕のふるいようがない。汁物が豪華になるんではなかろうか、と外野は思ったのだがどうだろう。

週真ん中の休日と海外の休みの影響で仕事が予想通り爆発して、ロシア語勉強一回休み。ぎりぎり遅刻で行けそうかなとも思ったが、脳味噌サーバがダウンしていたので、行っても爆睡するだけだと諦めた。

三つの性を持つ名詞の格変化や複雑な動詞の種類をひととおり理解すると、文法ばかりではつまらなくなって、むらむらと単語が覚えたくなってくる。ネットのどこかで、外国語の単語が水を飲むように入るようになってくるのは最初の1000語を覚えてから、と読んだ。英語を学んだときの経験からこれは正しいと思うし、それに従えば単語増強作戦に入るには時期尚早なのだが、単語さえわかればテキストではない生の露文も少しは読めるはず。

というわけで毎日インテルファクスや露語版BBCのサイトでニュースを眺めている。頭の中で発音してみると、英をはじめとする西洋語と共通するつづりと意味であるのに気付く(駅はstation/ステーション→станция/スターンツィヤ)。ラテンアルファベットを使う西洋語学習では、読み取り速度に関して考えたことがなかったが、キリルは難敵だ。

意味を調べるときはiPhoneに仕込んだOxford露英/英露辞典アプリをつかう。じっくり語の使い方を調べる学習には物足りないが、さくっと意味を知りたいときはちょうどいい。千変万化の名詞や動詞の変化も表にして示してくれるので、わかりやすい。もっとも、文内でさまざまに変化している単語からもとの形(辞典の見出しになっている原形)を推測できるようになった今だから、使えるわけだが。

さて、この隙間時間を生かして、いま頭に入っている単語数を数えてみよう。100もないだろうな(涙)

英語ならとりあえず無脊椎系/脊椎系羽つき鰭つきを問わずほとんどぜんぶわかるイキモノの名がまったくもってわからない(最近まで牛や豚も知らなかった)のが喉がつかえたようで気持悪いので、そのあたりから始めたいんだが…。