2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Baila me.

ヨーヨー・マが弾くアストル・ピアソラのタンゴを聴いている。きのう読んだ『グアルディア』のなかで、登場人物たちがこのなかの曲で踊っていたので、CDを出してきた。 CDが出た当時、日本でもテレビCFで流れるなどしてかなり流行ったので知名度は高いだろう…

緑の底の底

緑の底の底 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1989/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る ぼくはいま鏡の国のなかにいる。 眼がへんだ、網膜に映るすべての光景が。 天地が完全な対称形をつくってる。 視線をうえに向…

グアルディア

グアルディア (SFシリーズ・Jコレクション) 作者: 仁木稔 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2004/08/25 メディア: 単行本 クリック: 17回 この商品を含むブログ (37件) を見る あとがきを読んで、佐藤亜紀氏の創作講座を経てデビューした新人と知った。描…

さがしかた。

id:rairakku6さんの美しい花の写真にならって、たまには庭の花を撮ってみた。花の塔が次々と伸びるルピナス。植物を育てるのは手間がかかる。熱意に応えて咲いてくれたときの喜びを知ってから見る花は、ひとしお明るく、貴重なものに思える。 花は静止してい…

旅も半ばを過ぎて。

日記以外を放り込むのに使っていたはてなサブアカウントがうまく動かないので、休止していた別のサービスを再起動することにした。が、登録時にどのメルアドを使ったかがさっぱり思い出せなくて往生した。 プロバイダのアドレス、ウェブメールを含めるとぜん…

「偶然だぞ」から考える。

自然や風景の美しい写真を撮られる中山氏から、極私的虫エントリにTBをいただいて恐縮しきり。ありがとうございました。 アメリカに渡って大リーグでプレイする福留選手を応援しているつもりらしいプラカードの文句「偶然だぞ」については、テレビで知って大…

ある晴れた日に。

隣家との垣根に這わせているモッコウバラ。ほとんどまだつぼみだが、この一輪だけ開きかけていたので撮った。 アワフキかツノゼミの仲間。5ミリ前後。あまり小さいので葉になにかゴミがついているのかと思ったら動いた(笑) 追記:yyzz2氏より「クロヒラタヨ…

Le Temps Perdu

ベルギービールとライブの店。レフ・ブラウンの生とモアネット・ブロンドを賞味。日本のビールとくらべるとアルコール分がかなり高いので、元同僚は飲みなれた焼酎よりも酔いが回るのが早いと云っていた。 今夜は馬頭琴とホーミーのライブ。G君の挙式披露宴…

BLEACH 33

ノイトラの論理は園児レベル。でも実際にこういうタイプが会社にいることもあるので困る。

クローバーフィールド Cloverfield

子供がどうしても観たいとごねるので、しかたなく連れて行った。 窓口のおねえさんに「映像酔いに気をつけてください」と警告を受けたのが、某F氏のレビューで読んだとおりでわくわくした(笑) ずいぶん昔に友達と観にいった邦画『弟切草』も映像のぶれが…

オープン・ウォーター Open Water

サンダンス映画祭グランプリの常として低予算、そしてCGや特殊効果まったくなしで、地に足のついた恐怖(いや、海の中ですけど)を描き出している。 まったく助けが見込めない状況で遭難してから絶命するまでたっぷりと時間があったら、または命を喪うその…

ぺたんこ。

どこかに行ったとか何を見たとか、即物的なエントリが続いている。頭の中にたたんだ言葉を紡ぎ出すのにはとても時間がかかる。考えることそのものを休んでしまっている気もする。 毎年、春先は気分が乗らないけれど、今年はとくにひどい。受験が終わって気が…

Utamaro Festival

川崎に住む友人に誘われて、金山神社の「かなまら祭り」を見物してきた。子宝祈願・子孫繁栄の奇祭として知られるこのお祭り、海外では Utamaro Festivalと呼ばれているらしい。春画からの連想なんだろうか。 いろいろな意味でおおらかだった昔の日本の情緒…

SPすぺさる。

子供を追っ払って視聴。続きは映画でというのは最近のテレビドラマの常套手段。たぶん観に行ってしまうと思う。いい年をしてまったく情けない orz

ダーウィン展@国立科学博物館

開催中の「ダーウィン展」を見学。筆記体で書いてあるのにさらさらとは続かない、独特の文字の手紙やノートが展示されていた。ビーグル号の艦長フィッツロイによって「The very superior young man」*1 と評された彼が、資産と家族に恵まれてたゆまぬ研究を…

絵札の森。

二日間連続でタロットをめくった。占う相手の個性を映して、78枚のカードはさまざまな展開を見せる。流れる雲の行方から数ヵ月先の天気を読むような作業だ。二十年以上やっているがまだときどきは迷う。象徴の森は暗くて深い。

ミ・レイ

元同僚のお勧めのベトナム料理屋さん。怪しい界隈にあるが、味はすばらしく、店も大にぎわい。

散歩。

カメラのメモリ不足と電池不足を知りながら散歩へ。暖かくて風がなければ虫が見つかる。が、上記の理由で気の済むまで撮ることができなかったのでかえってフラストレーションがたまった。準備万端整えておかなくては気分よく撮れないものなのだとよくわかっ…

ボートの三人男

ボートの三人男 (中公文庫) 作者: ジェローム・K.ジェローム,丸谷才一 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1976/07/10 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (49件) を見る 19世紀英国の古きよき美文と皮肉諧謔を含んだ味わい深…

バイオハザードIII

受験で見逃した映画シリーズの最後を消化。「うわー、夢に見そうだー」と云っている子供のそばで、うとうとしながら鑑賞。「ねえねえ、ラスベガスに行ったら、(CSIの)グリッソムがぐわーとか云ってゾンビになって出てきたらどうする」などと子供に話を…

藤沢周平のための活字。

新聞を読んでいて、どこかで見かけた文字を見つけた。字游工房(じゆうこうぼう)。三上氏のところの一連のフォントに関する話題のなかにあった名前だ。Macの日本語フォント、ヒラギノ書体の生みの親でもある工房の、またべつの奮闘についての記事だった。 …

聖☆おにいさん

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC) 作者: 中村光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/01/23 メディア: コミック 購入: 73人 クリック: 1,671回 この商品を含むブログ (1302件) を見る 世紀末も無事に終わって、下界でバカンスを楽しむイエスと仏陀。二人…

肉まんをひねった。

今日は多めに生地をつくって、肉まんにトライ。息子も見よう見まねで作業に参加。画像は蒸篭サウナに入る前のお客さんたち。ほかほか蒸気の中で30分我慢してもらって、出来上がり。生地をこねるのは楽しいし、ドライイーストでもわりと膨らむ。研究課題は中…