イタリア語と老舗学。

日曜日は子供の塾の組み分けテスト。良ければ上位クラスへ、悪ければ下降。

「まあまあできたよ!」とか云ってたけれど、さて。結果は数週間後。

CNNを観てはヒアリングの練習をしている。聞き始めた二週間前よりはかなり馴染んだと思う。そのあとは音楽専門チャンネルで邦楽や洋楽のPVを流しっぱなし。地上波の昼番組はキライなので、ケーブルテレビを導入していなかったらプー生活は辛かったと思う。

今日から昼の間にイタリア語を勉強することにした。働いてるあいだはぜったいにできないので、だいたい一ヶ月くらいで、むかし買っておいた基礎文法書を一冊やっつけてしまえという企みである。使うのはすっかり積読になっていたこれ。

しっかり学ぶイタリア語―文法と練習問題 (CD book―Basic language learning series)

語学は、文法の初歩さえ身につけておけば、あとは語彙数でかなりなんとかなると思うので、単語もどーにかして増やしてみたい。イタリアにすぐに行く予定はないし、単なる好奇心から出た錆(造語)ではあるが、千里の道も一歩から。すくなくとも、ネットで調べものをしているときに、イタリア語HPにひっかかってイライラせずにすむはず。四月になったらまたNHKの語学講座がスタートするから、イタリア語を聴いてみよう。


友人と新宿に行ったら、高島屋で京都のうまいもの展をやっていた。

粟麩と麩饅頭が好きだ~! という彼女にならって、半兵衛麩よもぎ麩とみそを買ってきて、今朝、田楽にして食べた。田楽といってもテフロン加工のフライパンでこんがり焼いてみそを塗るだけなのだが、おいしかった。LOHAS流行りの今、ああいう伝統食品がもっと見直されたらいいのに。

そういえば、ニュースで「老舗学」の研究会がスタートしたのを知った。実利を追って理念を忘れた企業経営が原因となった事件が相次ぐ今、世紀を超えて続く伝統的な老舗の経営や理念を解明してこれからに役立てようということらしい。

上記の半兵衛麩も、元禄年間創業を謳っている。つまり三百年は続いているわけだ。京都はまた街そのものが特別に古いしな…。京都のひとが「お隣さんとは、まえの戦争のときからずっとお隣さんどうしですわ」と云うのを聞いて、このまえの戦争=二次大戦(1941~1945)のことかと思ったら応仁の乱(1467-1477)だったという話は、だれから聞いたエピソードだったろう。ボケボケで思い出せない。

どんな業界のどんな企業にしても、営業の人々が喜びと誇りをもってお客に勧められる自社商品、そして社内にいきわたる「お客様は神様です」の理念、この二つをきちんと備えていれば大きくは間違わないと思うんだけれど…甘いのかな。おなじく創業330年の老舗、三越百貨店こと越後屋呉服店は江戸時代、突然の雨が降ったときにはお客や通行人に「越後屋」という屋号と紋が入った傘を配ったりしたらしい。この様子を歌った川柳の「江戸中を越後屋にして虹がふき」が好き。

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再就職したらお酒をおごる約束をした。でもオールはやめてねE田さん(笑)