さっさと面接。

きのう応募したところの話。

応募メールを送信して七時間後、つまり20時過ぎに電話がかかってきて、あっというまに今日の夜の面接が決まった。速すぎ。

履歴書と職歴書を朝から書いて、写真を用意して、土曜に友人親子と見に行く約束をした映画チケットを取りに行き、ハローワークで説明会を聞きながら居眠りして、子供を迎えに行って、そしてやっとさいごに面接。このめまぐるしさはいったい…。

ああいう会社は営業と内勤がはっきり分かれているのかと思ったら、今日のところはそうではなかった。受注から納品まで一人の人間が担当するんだそうだ。へえ。友人がむかし勤めていた外資系の大手ITローカリゼーションの職場がそんなふうだったっけ。残業があまりに多くて、徹夜明けの休日の朝にどこかのパーティションを覗いたら床に転がってPC打ってるひとが居たと聞いたことがある。椅子に座りすぎで腰をやられたとか、そんな話だった。

今回の業務内容をよく聞いてみれば仕事の半分は客相手の営業である。純粋な翻訳作業は在宅スタッフにまかせられていて、こちらがたずさわる翻訳作業はほとんどない。翻訳文にこだわりがあると進まない仕事ですよ、とも云っていた。それはよくわかる。丁寧に翻訳上がりをチェックしていたらいくら日数があっても足りない。経験済みである。

それにしても、これは翻訳系情報サイトに載っていた求人だから、応募者はデスクワーク志向の翻訳者とその予備軍が多いに違いない。募集をかけるところを間違えてないか? 英語がわかる営業職を探したほうが良い人材が集まるだろう。いやしかし、即戦力として働くには実務翻訳の何たるかを押さえてる必要があるから、そういうわけにもいかないのか。けっこう大変だな。

面接者は、こちらに子供がいるのを非常に気にしている様子だったから、たぶん決まらないだろう。うむ、心おきなく残業ができる新人を探してくれたまえ。こちらも次を探すことにしよう。