千手観音的。

またこんなに間があいてしまった。失敬。毎日残業でへろへろして、書く時間がとれない。

ドイツの客人の通訳はしなくて済んだ。そのかわりに会議の朝に、プレゼン資料@英語の超特急添削を頼まれた。技術担当の同僚が仕上げて持ってきたネタは、基本文法に間違いは無いけれど非常に日本語的な文章になっていて、意味が通じにくそうだったので、あちこち書き直したり削ったりして、プレゼン向きのあっさり風味にしてみた。「よろしくお願いします」まで英語にするのは無理だよ、T君。めっきだの合金だの、むかし覚えた工業系英単語が役に立って良かった。

配属は、実はまだはっきりとは決まっていない。生産管理系グループに梅雨が終わるころまでいて、そのあと前述の技術系グループに移って、上司の補佐と海外とのやり取りを担当してほしい…という見通しを聞かされた。しかし、他部署に移る前任者から現在引き継いでいる仕事@生産管理も重要度が高い内容で、これをあと二ヶ月で再び誰かに引き継いで違うグループに移るというのは不安。さらに、技術系の偉いひとはすごく気が早くて、なにかというと雑用をこちらにふってくるので、今いるグループの仕事をしながら、技術系仕事を請け負うこともある。当然、忙しい。残業ばかりだ。

しかも、今日は本社からきた偉いひとたちに会議室に引っ張り込まれて何かと思ったら、また別の職務の話が出た。マジですか…orz 時間的な負担はさほどなさそうだが、いままで一回もやったこともない、小難しそうな仕事だ。しかも三ヶ月にいっぺんの出張つき。白羽の矢が立つという言い回しには本来不吉な意味があるというけれど、まさにそんな具合。候補数名とかいいながら、ほとんど一本釣り状態で抵抗できなかったし。

活発だけれど小さな会社だから、ひとりが何役もこなさなくてはいけないのかとも思ってもみたが、周囲を見回しても、そういう千手観音的アクションを要求されているひとはいないようだ。なんだかなあ。フツーの事務でいいんですけど。

CSI:Miamiノベライズ『Florida Getaway』読了。二冊目の『Heat Wave』に移った。